K-DRAMA
イ・スグンとキム・デホ、小さな衝突から始まる無人島レストラン挑戦

6月9日に放送されたMBCのバラエティ番組『フク シミョン タヘンイヤ』(演出:キム・ミョンジン、シン・ヒョンビン、イ・ジュンボム、キム・ギホ / 作家:クォン・ジョンヒ / 以下『フクタヘン』)第51回では、ヤンピョンブラザーズのキム・デホ、イ・スグンをはじめ、ミミ、ハ・ソンウン、そしてニューフェイスのイ・ウンジが合流し、無人島レストランの運営に挑戦した。
この日、労働者たちは前日に投げておいたトンバル(漁具)を回収しに出かけた。初日から冷たい水と温かい水を行き来しながら言い争っていたヤンピョンブラザーズは、この日も朝から小さな衝突を起こした。キム・デホが険しい道を選ぶと、イ・スグンが「なぜわざわざこの道を行くのか」と制止したのだ。結局、労働者たちはイ・スグンの助言に従い、簡単な道を通って無事に目的地に到着した。続いてトンバルから海のウナギ、サザエ、サンセギなど豊富な収穫を上げ、満足のいくスタートを知らせた。
トンバルをすべて回収した後、労働者たちは干潟に向かった。多くのコマクが彼らを迎えたが、キム・デホは「大きな貝がある」と言って地面を深く掘るよう指示した。続く掘削にもかかわらず、大きな貝はなかなか出てこず、労働者たちは疲れていった。「本当にあるのか」という不信が高まる瞬間、キム・デホが大きな貝である『ケジョゲ』を掘り出し、逆転劇を見せた。これを機にイ・ウンジ、ミミ、ハ・ソンウンが次々とケジョゲを採取し、干潟での採集は和やかに終わった。

満船に喜んだ船長は即席で労働者たちに貴重なチョンボクチの刺身を振る舞った。チョンボクチは刺身店でも見るのが難しい魚で、1匹で10万ウォンに達する高級魚種である。サイズが小さく、1匹あたり刺身は約10切れしか出ないため、1切れあたりなんと1万ウォンに迫る高価な価格を誇る。これを味わった労働者たちは「食感がもちもちしている」、「サクサクと噛み切れる」と味を表現し、視聴者の好奇心を刺激した。さらに船長はキムチの汁にノレミと麺を入れて煮た『キムチ オタン麺』を作り、最高の軽食を提供した。
この日、新しいシェフが期待感を高めた。その主人公は韓国初の女性中華シェフ、シン・ゲスクである。イ・ヨンボクはシン・ゲスクを「見ると怖くて逃げ回る。エネルギーを受け止められない」と紹介し、期待感を高めた。強烈なオーラで登場したシン・ゲスクは、無人島のキッチンに驚きながらも興を爆発させ、魅力を発揮した。
労働者たちが捕った材料を見回していたシン・ゲスクは、ウロクを見るやいなや素手でつかみ、エラを引き裂いて内臓を取り出し、皆の注目を集めた。手入れしたウロクは丸ごと揚げてトンウロク揚げを作った。これにオヒャンソースをかけて『オヒャンウロク』を完成させた。
続いてケジョゲを活用した『ケジョゲ ジャージャー麺』も披露した。重い中華鍋を膝をついて回しながらジャージャーソースを作ったシン・ゲスクは、火炉が倒れそうな危険な状況にも冷静に料理を披露し、皆を感嘆させた。これと共に豚肉の代わりにウロク揚げを活用した『クォバウロク』まで披露し、中華の女帝の創意性が光るメニューが次々と誕生した。
MBC『フク シミョン タヘンイヤ』は毎週月曜日の夜9時に放送される。
キム・セア テンアジア記者 haesmik@tenasia.co.kr