『禁酒をお願い』、コン・ミョンの告白がチェ・スヨンの心を揺さぶる

『禁酒をお願い』で、コン・ミョンの長い間忘れていた告白がチェ・スヨンの心を揺さぶりました。

27日に放送されたtvN月火ドラマ『禁酒をお願い』第6話では、ハン・グムジュ（チェ・スヨン）がソ・ウィジュン（コン・ミョン）から過去の片思いの告白を受け、二人の間にほのかなときめきが生まれました。

第6話の視聴率は、首都圏の家庭で平均3.2%、最高4.1%、全国の家庭で平均2.8%、最高3.8%を記録し、首都圏と全国の基準でケーブルおよび総合編成チャンネルで同時間帯1位を獲得しました。また、tvNのターゲットである2049男女視聴率でもケーブルおよび総合編成チャンネルで同時間帯1位に輝きました。（ケーブル、IPTV、衛星を統合した有料プラットフォーム基準/ニールセンコリア提供）

以前、ハン・グムジュは7日間の禁酒挑戦成功の報酬としてソ・ウィジュンに過去の絶交の理由を尋ねました。これに対しソ・ウィジュンは「君をとても好きだったから」と答え、ハン・グムジュが自分を友達としか見ていなかったため逃げたと打ち明けました。そして今ではすべて過去の感情だと言い、ハン・グムジュが負担を感じないように線を引きました。

しかし、その告白の裏には言えなかった本当の理由がありました。幼い頃、ソ・ウィジュンを捨てて去った父親が再び現れ、ハン・グムジュの名前を出しながらお金を要求し、さもなければ彼女を訪ねると脅迫したのです。ソ・ウィジュンは結局、ハン・グムジュを守るためにわざと傷つける言葉を残して去るしかありませんでした。

ハン・グムジュはソ・ウィジュンの告白が頭から離れず混乱に陥りました。当時、自分も彼を好きだった記憶が蘇り、忘れていた感情が再び顔を出したからです。酔った勢いで「その時、私も君を好きだった」と言う夢まで見た彼女は、朦朧とした気分でソ・ウィジュンを訪ね、禁断症状で幻聴や幻覚が現れる可能性があるという説明を受けました。その後、ハン・グムジュは日常のあちこちで「好きだ」というソ・ウィジュンの幻聴に悩まされ、感情の渦にますます深く巻き込まれていきました。

密かに自分を気遣ってきたソ・ウィジュンの真心が明らかになるにつれ、ハン・グムジュの心はさらに激しく揺れ始めました。上司のキム・スソクとの摩擦で危機に陥りましたが、ソ・ウィジュンの車のブラックボックスのおかげで状況を回避し、会食の2時間前から彼が待っていたという事実に彼女の心は再び揺れ動きました。

ハン・グムジュの家族まで気遣うソ・ウィジュンの姿は、感情の波を一層大きくしました。突然の母親キム・グァンオク（キム・ソンリョン）の休暇宣言に禁断症状にもかかわらずペンションを運営しなければならない現実を訴えていたハン・グムジュに、ソ・ウィジュンは「世話をする人も大変だ」と言い、キム・グァンオクが抱えてきた苦労を先に察し、自分が休暇を勧めたと明かしました。彼の優しい配慮はハン・グムジュに母親への申し訳なさを思い起こさせ、酒との戦いの中でぎくしゃくしていた母娘関係も少しずつ温かさを取り戻しました。

そんな中、ハン・グムジュとソ・ウィジュンの前に不気味な事故が発生しました。二人が乗っていた車の前のトラックから箱が落ちてきたのです。その瞬間、誰かが意図したかのような不気味な気配がソ・ウィジュンを包み、トラックの行方が不明だという刑事の言葉は不安感を増幅させました。ついにソ・ウィジュンはハン・グムジュが酒瓶で攻撃される悪夢にまで悩まされるようになりました。

家に戻ったハン・グムジュの前にも異常な兆候が現れました。酒を口にしなかったキム・グァンオクが焼酎をたっぷり注いで飲んでいたのです。信じられない光景に凍りついたハン・グムジュは、すぐに倒れた母親を支えました。果たしてソ・ウィジュンの不安感はどこから来たのか、そしてハン・グムジュの母親キム・グァンオクには何があったのか、次の物語に期待が高まります。

平和だった日常に亀裂が生じた『禁酒をお願い』第7話は、6月2日午後8時50分に放送されます。

キム・ジウォン テンアジア記者 bella@tenasia.co.kr