K-DRAMA
『弱いヒーロー2』リョウン、キャラクター作りに『スラムダンク』の桜木花道を参考に

最近、ソウルのソギョクドンにあるカフェで、リョウンと会いました。
『弱いヒーロー2』は、友達を守るために暴力に立ち向かったものの、結局守れなかったトラウマを抱え、ウンジャン高校に転校した模範生ヨン・シウン(パク・ジフン)が、再び友達を失うことができないため、さらに大きな暴力に立ち向かう物語です。リョウンは、正義感あふれるウンジャン高校のリーダー、パク・フミン、通称「バク」を演じました。
劇中でパク・フミンは、赤く染めた髪に真冬でも短パンとサンダル姿で初登場し、強烈な印象を残します。リョウンは「『スラムダンク』の桜木花道を少し参考にしました。バカっぽいけど頑固で、快活でありながらも芯が強い。正義感のある姿もあります。バクと桜木花道は似ています。バカに見えるのは純粋で清らかだからだと思います」と語りました。また、「バクの家庭環境は良くありません。それでも明るいマインドを持っているので、同年代よりも少し成熟した感じを出そうとしましたし、そういった環境を乗り越えるための快活な姿にも気を使いました」と説明しました。
パク・フミンを通じて同年代の「リーダー」を間接的に経験したリョウンは、「最高でした。男のロマンじゃないですか」と満足げに語りました。また、「最後の乱闘シーンで後ろを振り返ると友達がいる。胸が熱くなりました」と嬉しそうに話しました。
実際の学生時代はどうだったかという質問に、「全然違いました」と笑いました。続けて「男子校出身なので、昼休みに友達とバスケットボールをしたり、売店にも一緒に行ったり、そういう点は似ていました。でもリーダーとしてみんなを引っ張ることはありませんでした」と語りました。
リョウンは以前、ドラマ『18アゲイン』では不良グループにいじめられるホン・シウを演じました。リョウンは「リーダー役をしたときの方が少しプレッシャーがありました。『18アゲイン』のときはキャラクターが内気で、自分のことだけ考えればよかったのですが、リーダー役をしたときは常にみんなを引っ張らなければならず、大きなエネルギーを見せなければなりませんでした。少しエネルギーが必要でした」と伝えました。