イ・ジュンヒョク、チャン・ドヨンとのケミストリーで「ロマンス職人」の魅力を発揮

俳優イ・ジュンヒョクがハン・ジミンとのロマンス共演を控え、チャン・ドヨンとの温かいケミストリーで「ロマンス職人」の一面を見せた。公開恋愛中のチェ・ジョンフンとの関係で現実ロマンスの可能性が低いハン・ジミンよりも、チャン・ドヨンとの自然なティキタカが大衆のときめきを引き起こしているという反応だ。

イ・ジュンヒョクは来月初放送されるSBSドラマ『私の完璧な秘書』のプロモーションのため、先月17日にウェブバラエティ『サロンディップ2』に単独出演した。『私の完璧な秘書』はヘッドハンティング会社のCEOジユン（ハン・ジミン役）と彼の秘書ウノ（イ・ジュンヒョク役）の密着ケアロマンスを描いた作品だ。

通常、ドラマのプロモーションのためにバラエティに出演する際は、劇中のカップルが共に登場し作品の没入感を高めることが多い。『ソンジェを抱えて逃げろ』のビョン・ウソク＆キム・ヘユン、『ママ友の息子』のチョン・ヘイン＆チョン・ソミンカップルはバラエティに同伴出演し、実際の恋人を彷彿とさせるケミで話題を集めた。しかし、イ・ジュンヒョクはハン・ジミンなしで単独出演を選んだ。ハン・ジミンがチェ・ジョンフンとの公開恋愛中であるため、イ・ジュンヒョクとの「現実カップル説」を刺激する余地がないという業界の視線だ。

代わりにイ・ジュンヒョクは『サロンディップ2』のMCチャン・ドヨンと愉快で自然なティキタカを披露し、ピンク色の雰囲気を演出した。イ・ジュンヒョクの機知に富んだコメントとおどけたフラーティングにチャン・ドヨンも応え、互いの魅力を引き出した。このような呼吸はまるで新しい「現実カップル説」を連想させ、視聴者のときめきを誘発した。

イ・ジュンヒョクの単独登場は、これまでバラエティ出演頻度が低かった点でさらに注目を集めた。これまでジャンル物での活躍が目立っていたイ・ジュンヒョクは、ロマンス物に対するファンの渇望を解消するかのように『サロンディップ2』で優しくスイートな一面を見せた。INFPとして知られる彼は、空気を読まない性格で有名な中、放送では予想外のおどけた反転魅力を発散し、新鮮な衝撃を与えた。チャン・ドヨンとのティキタカは台本にない自然さが際立ち、これを通じてイ・ジュンヒョクの強み発見という反応が相次いだ。

興味深いことに、イ・ジュンヒョクとチャン・ドヨンは生年月日が似ている。イ・ジュンヒョクは1984年3月13日生まれ、チャン・ドヨンは1985年3月10日生まれで、二人とも一人っ子である点と映画愛好家という共通点まで加わり、ファンの関心を引いた。視聴者は「二人が実際の恋人に発展する可能性も応援する」と熱い支持を送っている。

イ・ジュンヒョクは『サロンディップ2』出演を通じて「真のロマンス職人」というニックネームを得るほど多様な魅力を発散した。これまで優れた容姿と演技力で多くの女性ファンの愛を受けてきた彼は、『サロンディップ2』で見せた新しい姿でファンに爽やかさを与えた。これは『私の完璧な秘書』のウノキャラクターに対する好意的な展望に繋がった。

『私の完璧な秘書』と『サロンディップ2』でのイ・ジュンヒョクの姿はそれぞれ異なるだろうが、彼が見せたロマンチックな感性はドラマ初放送を前に大衆の心を掴むのに十分だった。ハン・ジミンとのドラマ内の呼吸、チャン・ドヨンとのバラエティでのピンク色の気流すべてが彼を「ロマンス職人」として際立たせ、作品への期待感を一層高めている。