ハ・ヨンス、3年ぶりの韓国バラエティ出演で話題に
ハ・ヨンス、3年ぶりの韓国バラエティ出演で話題に
俳優ハ・ヨンス(Ha Yeon Soo)が3年ぶりに韓国の地上波バラエティ番組に出演し、久しぶりに話題の中心に立った。率直な発言で注目を集めたが、一部の発言の内容はやや際どいと感じられたという評価もある。

11日に放送されたMBCバラエティ番組『ラジオスター』で、ハ・ヨンスは日本で撮影したグラビア写真集の論争について口を開いた。彼女は「セクシーだという認識が悔しい」とし、「日本では普段着を着ていても『グラビア』インタビューと表現する。一般的な写真集としてアプローチするものだ」と説明した。また、デビュー後に多くの男性芸能人からDM(ダイレクトメッセージ)を受け取った経験を告白し、刺激的な話題を提供した。
ハ・ヨンス、3年ぶりの韓国バラエティ出演で話題に
ハ・ヨンス、3年ぶりの韓国バラエティ出演で話題に
彼女は日本のNHKドラマ『虎に翼』の出演過程と裏話も公開した。ハ・ヨンスは「元々は台湾の俳優が担当する役だったが、関東大震災当時の朝鮮人虐殺を初めて認めたドラマなので意義深いと思った」と語った。

ハ・ヨンスは劇中で日本に留学した朝鮮人の役を演じた。これに関連して「韓国で非難された」とし、「私は原爆被害を受けた韓国人を弁護する役を演じたので、それなりに意味があると思った」と立場を明らかにした。

しかし、視聴者はこのドラマの全体的な流れが日本の被害の物語を強調し、歴史を歪曲する側面があると指摘した。ハ・ヨンスの出演について「日本の被害者コスプレに同調した形だ」という批判が起こった。
ハ・ヨンス、3年ぶりの韓国バラエティ出演で話題に
ハ・ヨンス、3年ぶりの韓国バラエティ出演で話題に
ハ・ヨンスの率直な発言と独特な対応方式は過去から注目されてきた。2016年にはSNSでハープについて質問したネットユーザーに「センスよく検索してからコメントしてほしい」と言い、物議を醸したことがある。2018年には旭日旗を連想させる写真をSNSに投稿し、論争が起きた。当時ハ・ヨンスは「写真一枚で人全体が評価されるのは残念だ」と対応したが、似たような前例があったため、視聴者の反応は冷ややかだった。

ハ・ヨンスの直言的な性格は『反転魅力』よりも『自ら招いた災難(スブルジェ)』として批判された。彼女の発言が適正な線でしっかりとした対応であれば、ポジティブなイメージを構築できたかもしれないが、表現方式が無礼と受け取られ、非好感イメージが強まった。
ハ・ヨンス、3年ぶりの韓国バラエティ出演で話題に
ハ・ヨンス、3年ぶりの韓国バラエティ出演で話題に
2012年にスキンフードの広告でデビューしたハ・ヨンスは、映画『恋愛の温度』やドラマ『モンスター』を通じて活動領域を広げた。可愛く愛らしい容姿で注目を集めた彼女は『コブキ(亀)』に似ているというニックネームを得て大きな人気を博した。しかし、SNS論争や公開狙撃などの行動が彼女のイメージを徐々に否定的に変えるきっかけとなった。

ハ・ヨンスの率直さと個性はポジティブな側面として評価されることもある。視聴者が真摯なコミュニケーションを求める中で、彼女の直言的な態度も好感要素として作用する可能性は十分にある。しかし、デビュー13年目の彼女が久しぶりに復帰した『ラジオスター』で発言したテーマはやや軽率に映ったという指摘だ。

自分の立場を率直に伝えることが長所となることもあるが、表現の方式とタイミングを慎重に考慮する必要があるという評価だ。個性を生かしつつ、ハ・ヨンスには芸能人としての話題性と公的な責任を深く認識する態度が求められる。

イ・ソジョン テンアジア記者 forusojung@tenasia.co.kr