ウ・ダビ、ドラマ『チョンニョンイ』で切ない感情を伝える

俳優ウ・ダビが『チョンニョンイ』を通じて切ない感情を伝えた。

ウ・ダビは先日9日と10日に放送されたtvN土日ドラマ『チョンニョンイ』の第9話と第10話にホン・ジュラン役で出演した。

『チョンニョンイ』は1950年代の韓国戦争直後、声だけは生まれつきの少女チョンニョン（キム・テリ役）の女性国劇団への入団と成長期を描くドラマである。劇中、ウ・ダビが演じるホン・ジュランは、皆がチョンニョンを嫉妬する中で唯一チョンニョンに温かく接するメラン国劇団の研究生である。

ホン・ジュランは声が出なくなったチョンニョンを心配し、自責の念に駆られ苦しんでいた。心から友を思い涙を流す姿が視聴者の心をさらに切なくさせた。また、家族と国劇のどちらかを選ばなければならない運命に直面し、さらに大きな悲しみを感じた。

ホン・ジュランはホ・ヨンソ（シン・イェウン役）と『バカと姫』を準備しながら、声が回復しないチョンニョンを黙々と支えた。特にホン・ジュランはチョンニョンに「私はあなたに申し訳なくて、これくらいしかできない。全部私のせいだ」と自責した。

しかし、チョンニョンはホン・ジュランに「私が決めたことだから、あなたとは関係ない。負担だからやめて」と線を引き、ホン・ジュランはそれを受け入れ涙を流しながら去った。また、ホン・ジュランはチョンニョンが結局メラン国劇団を去ると、悲しみを隠せなかった。

これと共にホン・ジュランは国劇を諦める危機に直面した。母親が訪れ、病気の姉を世話する良い縁談が入ったので国劇を辞めて家に戻ってほしいと言われたのだ。これに先立ち、チョンニョンと共に演技することを考えて成長してきたホン・ジュランの悲しみはさらに大きくなった。

その後、ホン・ジュランはチョンニョンを切に待ちながら『バカと姫』の公演に臨んだ。ホン・ジュランは目覚ましい実力で演技を披露し、観客から拍手を受けた。

ウ・ダビが出演するtvN土日ドラマ『チョンニョンイ』は毎週土曜日と日曜日の午後9時20分に放送される。

キム・ジウォン テンアジア記者 bella@tenasia.co.kr