ドラマ『大都市の愛法』が海外で注目を集める理由
ドラマ『大都市の愛法』が海外で注目を集める理由
ドラマ『大都市の愛法』が海外で注目を集めている。

7日、グローバルOTTプラットフォームの楽天Vikiによると、ナム・ユンス主演のTVINGシリーズ『大都市の愛法』(英題: Love in the Big City)が放送初週の視聴者数基準で、アメリカ、ヨーロッパ、オセアニアでトップ5にランクインした。

楽天Viki内の評価も9.6点を記録し、「友人、恋人、家族への純粋な愛への賛辞」、「フィクションではなく、一人の現実を覗き見たようなリアルな演出は、一般的なK-ドラマの枠を破ったと言っても過言ではない」など、現地視聴者からの好評が続いている。

小説の原作者であり、ドラマの脚本を直接執筆したパク・サンヨン作家は、楽天Vikiを通じて「世界中のファンがSNSで直接メッセージを送ってくれている。海外でこれほど多くの愛を受けるとは思わなかったので、本当に嬉しく感動している」と驚きと感謝の意を表した。続けてドラマのセリングポイントについて「クィアの愛をファンタジーとして描いた作品は多いが、現実の温度そのままにリアルに描いた作品は珍しい」と説明した。
ドラマ『大都市の愛法』が海外で注目を集める理由
ドラマ『大都市の愛法』が海外で注目を集める理由
同時期に公開された映画との違いについて「映画は『ジェヒ』という女性キャラクターが中心となり、クィア男性とヘテロセクシュアル女性の友情を描いた青春物に近い。ドラマとは異なり、クィアキャラクターのロマンスの比重が相対的に低い」とし、「我々のドラマは本格的な『クィア物』であり『ロマンス物』で、純度100パーセントのクィアの姿を扱っている点が最大の違いだと思う」と強調した。

『大都市の愛法』は青春作家コ・ヨン(ナム・ユンス)が様々な縁を通じて愛と人生を学んでいく過程を描いたロマンスドラマだ。同名のベストセラー連作小説を原作に、作家パク・サンヨンが脚本化したこの作品は、ホ・ジンホ、ホン・ジヨン、ソン・テギョム、キム・セイン監督が各エピソードを分担して演出した全8話のシリーズで完成された。

楽天Vikiはアジアドラマおよび映画を提供するアメリカのビデオストリーミングサービスで、アメリカ、ヨーロッパをはじめ中東、オセアニア、インドなど世界190以上の国でサービスされている。現在『組み立て家族』、『酔うロマンス』、『アイロンファミリー』をサービス中で、今後『フェイスミー』、『愛は一本橋で』などを提供する予定である。

イ・ソジョン テンアジア記者 forusojung@tenasia.co.kr