作詞家キム・イナ、職業観と創作の裏側を語る
作詞家キム・イナ、職業観と創作の裏側を語る
『質問들』で作詞家キム・イナが自身の職業観を明かした。

24日に放送されたMBC『ソン・ソッキの質問들』には作詞家キム・イナが出演した。

キム・イナはチョ・ヨンピル、イ・ソンヒ、IU、イム・ヨンウン、IVEなど、世代とジャンルを超えて活躍するスター作詞家であり、放送人やラジオDJとしても活動している。

ソン・ソッキとの縁についてキム・イナは「20年前、汝矣島にMBCがあった時、『100分討論』のMC控室があった。ドアが少し開いていて、友人が『ファンが写真を撮りたい』と伝えてくれて一緒に写真を撮った」と明かした。
作詞家キム・イナ、職業観と創作の裏側を語る
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作詞家キム・イナ、職業観と創作の裏側を語る
作詞家キム・イナ、職業観と創作の裏側を語る
ソン・ソッキはキム・イナに「どんな本を好んで読むのか、どんな文章を書くのか」と興味を示した。映像が主流の時代に、キム・イナは「ショートフォームは目が回って見られないが、映像作品はたくさん見る。テレビではなく、主にスマホでYouTubeを観る」と語った。

キム・イナは「読むことと書くことを職業にしている人として、本を一冊読んだ時と読まなかった時では歌詞の質が違う」と説明した。読書は自由に想像する力を養うが、映像メディアは逆に想像の可能性を制限する点を強調した。

『人生初の本』についてソン・ソッキは「童話を読んだが、『全国津々浦々』という言葉が印象に残った」と語った。これに対しキム・イナは「童話が初めての本ですか。『牧民心書』を読んだような雰囲気」と笑いを誘った。
作詞家キム・イナ、職業観と創作の裏側を語る
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キム・イナの初めての本は『魔法のチョーク』。魔法のチョークで友達を描いて起こるエピソードを描いた外国の本だ。特異な点は文字を形象化して表現した内容。彼女は「本を読んで場面を想像で解釈する訓練ができた。だからこそ手に取るような表現ができる」と伝えた。

キム・イナの作文の才能は幼い頃から際立っていた。小学3年生の時に作った詩『露』は、韻を踏んだ童詩で注目を集めた。彼女はソン・ソッキに自身の初作品の朗読をお願いした。

2003年にデビューしたキム・イナは、著作権協会に登録された曲だけで570曲に上る。1990年にデビューしたユン・ジョンシンが600曲、パク・ジニョンが669曲であることを考えると、多くの曲を手掛けている。ソン・ソッキは「著作権料は聞かない。我々は世俗的なことに興味がない」と安心させた。
作詞家キム・イナ、職業観と創作の裏側を語る
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作詞家キム・イナ、職業観と創作の裏側を語る
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キム・イナは単に曲数が多いだけでなく、名曲が多いことで有名だ。IUの『良い日』からイ・ソンヒの『その中であなたに会った』、チョ・ヨンピルの『歩きたい』、イム・ヨンウンの『今は私だけ信じて』、IVEの『I AM』、ユ・サンスルの『愛の再開発』など、ジャンルと年齢層も多岐にわたる。

IVEの『I AM』についてキム・イナは「最近のグループはキャラクターに確固たるストーリーがある。IVEは自己愛が溢れるグループなので、それを表現し、人々が納得できるストーリーを込めた」と明かした。

『君は誰かのdreams come true』の部分について、企画会社が「嫌味に聞こえないか」と心配したこともあったという。ソン・ソッキは「IVEには代表選手が二人いるじゃないか。チャン・ウォニョンとアン・ユジン。この程度は知っている」とガールズグループの知識を披露した。

チョ・ヨンピルの歌詞依頼を受けて緊張したというキム・イナは「自分が名声に押しつぶされるようだった。気持ちの良いプレッシャーだった」とし、「発音に敏感で修正魔王だが、『歩きたい』は修正なしで録音された」と明かした。
作詞家キム・イナ、職業観と創作の裏側を語る
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作詞家キム・イナ、職業観と創作の裏側を語る
作詞家キム・イナ、職業観と創作の裏側を語る
作詞家キム・イナ、職業観と創作の裏側を語る
キム・イナは多様なジャンルを手掛けるノウハウとして「職業人として始めたので難しくなかった。私には570曲があるが、自分だけの芸術だとは思わない。多くの人の努力で作られた結果」とし、「長く仕事を続けるには私のような心構えが合っていると思う」と自身の哲学を明かした。

さらに「作詞を芸術性だけを源泉にすると限界がある。感情的な消耗もある」とし、「作詞が却下されると気分が変になる」と率直な気持ちを明かした。

「却下された歌詞も別に集めているのか」というソン・ソッキの質問にキム・イナは「歌手としてデビューする計画があるのか」と楽しんだ。これに対しソン・ソッキは「察しがいいですね。私も歌が得意です。ユ・サンスルよりも上手いでしょう」と自信を見せた。キム・イナはユ・サンスルに対抗する芸名『ソンガラク』を提案し、笑いを誘った。

キム・ウンジョン テンアジア記者 eun@tenasia.co.kr