《テユナのリスニングボード》
240億大作「支配種」終映、興行失敗
ソン・ガンホ初のドラマ「サムシクおじさん」、400億製作費投入
240億ディズニー+「支配種」の虚しい退場
240億ディズニー+「支配種」の虚しい退場
《テユナのリスニングボード》
太鼓や天アジア記者が現場で聞いてみた事実をもとにドラマの面をしっかり潰します。数々のチャンネルで注がれるドラマ洪水時代に読者の目と耳になります。

製作費240億を注いだ「支配種」が虚しく幕を下ろした。人工培養肉をめぐる葛藤、テロ犯や内部スパイの実体など数多くのお餅を振りかけて、いずれか一つ正しく回収できなかった。シーズン2制作の可能性は希薄だが、主人公の生死すら明確ではないエンディングはあまりにも不親切だった。巨大な資金をかけても完成度が落ちるため、400億台を注いだ「三食が叔父」さえ期待感が落ちている。貧弱なコンテンツに古典を免れないディズニープラス(ディズニー+)の現住所だ。
240億ディズニー+「支配種」の虚しい退場
240億ディズニー+「支配種」の虚しい退場
「支配種」が去る8日9、10部を公開して終わりを結んだ。 8部までアゾランテロ事件の真実と巨大な背後勢力の正体を密度よく掘り下げて行った「支配種」は最後に来て、あまりにも早急に劇を終えた。 10話中盤部を越えてまでも仕上げがまったくなっていないので結末までも開いた。一見するとパート1が終わったような感じだ。しかし'支配種'は製作費に比べて興行や話題性ともに低調なだけシーズン2製作は容易ではないというのが業界の分析だ。

昨年'ムービング'の大ヒット興行以後伸びを上げたディズニー+だが、その勢いはいくら行けなかった。 'ムービング'以後、このような国内コンテンツを披露できず、月利用料まで上げながら利用者の離脱を呼んできた。
240億ディズニー+「支配種」の虚しい退場
240億ディズニー+「支配種」の虚しい退場
7日、モバイルインデックスによると、先月ディズニー+の月間アクティブ利用者数(MAU・月に1回以上アプリユーザー)は229万人で、ネットフリックス、ティービング、ウェーブ、クパンプレイなど主要OTTの5つのうち最下位を記録した。電源に比べて利用者も30万人減り、新規設置件数は昨年9月に119万件を撮った後、今年3月に16万件まで落ちた。

状況がこのように見えると'支配種'後続公開作である'三食がおじさん'に対する憂慮も大きい。来る15日公開される'三食がおじさん'はソン・ガンホのデビュー35年ぶり初ドラマ作品という点で話題を集めた。 1960年代の時代劇は「サムシクの叔父」は戦争中も一日三食を必ず食べるというサムシクの叔父(ソン・ガンホ)とみんながよく食べてよく暮らす国を作ろうとしたエリート青年キム・サン(ビョンヨハン)が混沌の時代の中一緒に夢を見てという話を描く。
240億ディズニー+「支配種」の虚しい退場
240億ディズニー+「支配種」の虚しい退場
特に「三食の叔父」は計400億ウォンの製作費が投入された作品で、1回当たり約25億ウォンを注いだ16部作だ。しかし編成もやはり録音できなかった。昨年撮影を終えてから2ヶ月が過ぎている間、プラットフォームが捕まらず、編成議論が長期化されたりもした。以後、昨年11月末になってディズニー+に編成が確定した。

ディズニー+は代表OTTの中でも広報に最も脆弱な姿を見せた。作品公開前制作発表会のような必須の日程だけ進めるだけで、公開以降は作品の広報に無神経だ。 Netflixのように一度に公開されるのではなく、1週間に2本ずつ公開される形式を維持しながらも、次の怒りが待たれるようにするいかなる広報もない。記事、コンテンツがないので作品の公開可否もわからない場合も多い。 「三食が叔父」に懸念が続く理由だ。

製作費は増えながらマーケティングには消極的で、利用料は上げながら減る利用者に対する悩みはない。このような状況に第2の「ムービング」が出てくることを期待するのは奇跡を望むことだけだ。ディズニー+の悩みが深まるべき時だ。

テユナ・テンアジア記者 youyou@tenasia.co.kr