キム·ソヘ、台本にぎっしりとメモしながら演技
キム·ソヘ、台本にぎっしりとメモしながら演技
「純正ボクサー」演出を引き受けたチェ・サンヨル監督がドラマ演出ポイントを明らかにした。

KBS 2TV新月火ドラマ「純正ボクサー」(脚本キム・ミンジュ/演出チェ・サンヨル、ホン・ウンミ/製作エースメーカームービーワークス、コーナーストーン、ブレードENT)としたドラマに消えた天才ボクサーイ・クォンスクと冷血したエージェントキム・テヨンの人生をかけた勝負操作脱出機だ。

チェ・サンヨル監督は「台本を読んで「演出者として何か作ってみることができる」という気がした」と作品選択の理由を明らかにした。

チェ監督は「純正ボクサー」が盛り込んだ主なメッセージとして「成長」を挙げた。 「ドラマが終わる頃になると、すべての人物が最初より少しは成熟した人間になる。その過程に従うのが純正ボクサー観覧ポイントの一つ」と話した。

また、ボクシングの試合シーンを演出して最も重点を置いた部分については、「アクションにはストーリーがなければならないと思う。誰が戦いの主導権を握っているのか、誰がパンチを飛ばし、なぜそんなに動くのか、視聴者が理解して追いつけるアクションを作ろうと努力した。隙間ごとに練習を惜しまなかった俳優たちと武術チーム、撮影パートの監督さん、様々なスタッフの方々の献身のおかげで無事に撮影することができた。

チェ監督は「ボクシングの試合シーンがイベントを含めて計3回登場するが、3試合ともにそれぞれの魅力がある。そのうち最後の試合は体にする対話、拳で本気を交わすような妙な感動がある。俳優たちがその瞬間、本当にパンチに心を込めたと思う」と付け加えた。

そういえばチェ・サンヨル監督は出演俳優たちに対する強い信頼と信頼感を表わした。まず冷血したエージェントキム・テヨン役を引き受けたイ・サンヨプに対して「最もキャストしにくい配役だった。イ・サンヨプは技術より感性で演技するタイプだが、キャラクターに没入するその瞬間だけは本当に素敵な演技を見せてくれる」と話した。

引き続きイ・クォンスク役のキム・ソヘについては「途方もない努力だ。初めてのミーティングの時からすでに台本に唱えてメモをしてきた。ミーティングを終えながら「他は知らなくても、どんな俳優よりも頑張る自分がいる」と話したが、実際に撮影しながら自分の言葉を立証した」と無限の信頼を表わしたりもした。

チェ監督は観戦ポイントとして「エピローグ」を挙げた。 「偶数回差ごとにエピローグが入るが、これを見なければ本編の中で理解できない場面があるかもしれない。内容の理解に不可欠なシーンだから、必ず欠かさず最後まで見ていただきたい」と明らかにした。

最後に、彼は「純正ボクサー」が生きながらふと思い浮かぶ作品になることを願う。どこか逃げたい気がする時は「クォンスクは逃げなかったのに…」という気がするとかというように。すごい作品で残らなくても、たまに本当にふと一度思い出させる作品で残るならそれだけでいいようだ」と伝えた。

一方、KBS 2TV新月火ドラマ「純正ボクサー」は、来る21日(月)夜9時45分初放送される。

リュ・イェジ テンアジア記者 ryuperstar@tenasia.co.kr