トロット歌手ジン・ヘソン、新アルバム『No Wonder』をリリースへ

トロット歌手ジン・ヘソン（Jin Hae-seong）が学校暴力に関する告発者を相手にした民事・刑事訴訟で敗訴したが、新しいアルバム『No Wonder』をリリースする。

ジン・ヘソンは今月25日午後6時にオンライン音楽サイトを通じて新アルバム『No Wonder』を公開する。今回のアルバム『No Wonder』には全7曲が収録されており、8月に発表したミニアルバム『愛人（One's Love）』以来、3ヶ月ぶりの新作となる。アルバムのタイトル曲『그럼 그렇지（グロム グロッチ）』は、流れる時の中でも自分の味方でいてほしいという気持ちを込めた曲である。

先日、ソウル中央地裁20民事部（部長 イ・セラ）は、ジン・ヘソンと彼の所属事務所KDHエンターテインメントが告発者A氏を相手に起こした1000万ウォン台の損害賠償訴訟で、ジン・ヘソン側の敗訴を判決した。刑事事件でもジン・ヘソンがA氏を告訴したが、事実摘示名誉毀損の疑いについて不起訴処分が下された。

所属事務所はジン・ヘソンの学校暴力疑惑を反論していた。しかし、裁判所は「ジン・ヘソンが学校暴力を行ったというのは虚偽事実ではない」と告発者の手を挙げた。ジン・ヘソンが学校暴力を行った方法や当時の状況が具体的に述べられている点を理由に挙げた。

これに関連してジン・ヘソン側は控訴しなかった。したがって、現在この判決は確定している。ただし、ジン・ヘソンは裁判所の判決を尊重するが、残念だという反応を示している。

リュ・イェジ テンアジア記者 ryuperstar@tenasia.co.kr