ゼロベースワン、2025年ワールドツアー『HERE&NOW』ソウルで開幕!
ゼロベースワン、2025年ワールドツアー『HERE&NOW』ソウルで開幕!
契約満了を控え、延長の可否を議論中と明かしたグループ、ゼロベースワン(ZEROBASEONE)がソウルで本格的に2025年ワールドツアーの幕を開けました。

ゼロベースワン(ソン・ハンビン、キム・ジウン、ジャン・ハオ、ソク・マシュー、キム・テレ、リキ、キム・ギュビン、パク・ゴヌク、ハン・ユジン)は、3日から5日までの3日間、ソウルKSPO DOMEでワールドツアー『2025 ZEROBASEONE WORLD TOUR 'HERE&NOW'』を開催し、約3万人のファンと出会いました。一部のファンはゼロベースワンがデビュー900日を迎えたことから、今回のワールドツアーで再契約の発表があるのではないかと期待を寄せましたが、コンサートでは関連の言及はありませんでした。その後、メンバーのキム・ギュビンがファンとのライブ配信で「まだ何も決まっていない」と語ったと伝えられています。
ゼロベースワン、2025年ワールドツアー『HERE&NOW』ソウルで開幕!
ゼロベースワン、2025年ワールドツアー『HERE&NOW』ソウルで開幕!
『HERE&NOW』は昨年開催されたツアー『TIMELESS WORLD』の後、拡張されたスケールで新たに開催されるツアーです。その始まりを告げるソウルでの3回の公演は早くも全席が完売し、視界制限席まで追加オープンされるなど、ゼロベースワンの熱い人気を再確認させました。

4つのパートで構成された公演は、『HERE&NOW』というタイトルからもわかるように、ゼロベースワンが駆け抜けてきたすべての瞬間を圧縮して見せました。ゼロベースワンとゼロズ(ZEROSE、ファンダム名)、互いだけが存在する宇宙空間を再現した圧倒的なセットが観戦ポイントでした。

ゼロベースワンは『アイコニック(ICONIK)』、『グッド ソ バッド(GOOD SO BAD)』、『クラッシュ(ガシ)(CRUSH (가시))』、『イン ブルーム(In Bloom)』、『ブルー(BLUE)』など、これまでの活動曲を総網羅し、音楽的成長を証明しました。時にはキッチュで、時にはパワフルで、時には爽やかなゼロベースワンらしい完成度の高いパフォーマンスの饗宴で、一瞬たりとも目を離せませんでした。

ゼロベースワンは各曲にダンスブレイクなどツアーでしか見られないアレンジポイントを加え、豊富な見どころを提供しました。『スウェット(SWEAT)』ではステージに横たわってのパフォーマンスを、『ディア イクリプス(Dear ECLIPSE)』では紐を使った動作で致命的な魅力を披露しました。
ゼロベースワン、2025年ワールドツアー『HERE&NOW』ソウルで開幕!
ゼロベースワン、2025年ワールドツアー『HERE&NOW』ソウルで開幕!
各自の魅力が際立つユニットステージも展開されました。『ロング ウェイ バック(Long Way Back)』はキム・ジウン、ジャン・ハオ、キム・テレ、リキのユニット曲で、遠ざかってしまった心の距離を繊細なボーカルの調和で描き出し、会場を感性で満たしました。一方、ソン・ハンビン、ソク・マシュー、キム・ギュビン、パク・ゴヌク、ハン・ユジンは『エクストラ(EXTRA)』でゼロベースワンらしい中毒的な魅力を強烈なパフォーマンスで昇華させ、感嘆を呼びました。

さらに『HERE&NOW』を完成させたのは、ゼロベースワンの輝かしいファン愛でした。ゼロベースワンは各方向に分かれた突き出しステージに進出するかと思えば、トロッコを活用してファンとより近くで呼吸しました。ファンの願いを即席で叶えるコーナーでは、『K-POP デーモン ハンターズ』OSTの歌唱やチャレンジダンスはもちろん、愛嬌から素敵なポーズ3種セットなどを披露し、会場を熱く盛り上げました。

ゼロベースワンは「いつも私たちのそばを守ってくれたゼロズのおかげで幸せでした。ゼロズは私たちが根深い人になる理由です。これからもこの気持ちを変えずに、ゼロズのために歌います」と心からの感想を伝えました。特にゼロベースワンは最終日の公演の終わりに、香港公演1回が追加されたことをサプライズで知らせました。

全席完売の中、ソウルで2025年ワールドツアー『HERE&NOW』の幕を開けたゼロベースワンは、今月18日にバンコク、29日から30日に埼玉、11月8日にクアラルンプール、11月15日にシンガポール、12月6日に台北、12月19日から21日に香港まで、全7地域で計12回の公演を行う予定です。

イ・ソジョン テンアジア記者 forusojung@tenasia.co.kr