シン・スンフン、10年ぶりのアルバム『SINCERELY MELODIES』でバラードの価値を語る
シン・スンフン、10年ぶりのアルバム『SINCERELY MELODIES』でバラードの価値を語る
「バラード歌手はいつの間にかBGM歌手になってしまいました。過去にはお金を払って音楽を聴きに行ったのに、今ではバラードは流れるBGMになってしまいました」

歌手シン・スンフン(Shin Seung Hun)が22日午後2時、ソウルのノボテルアンバサダー江南で開催された正規12集『SINCERELY MELODIES』(シンシアリーメロディーズ)発売記念記者会見でこのように語り、注目を集めました。

バラード音楽の価値について記者から質問を受けたシン・スンフンは、「時間が経ってもバラードはスタンダードのように残るでしょう。日常の記憶の中にバラード音楽があるのですが、目立たないだけです。K-POPアイドルグループがとても上手にやっているので、バラードが勝つとは言えませんが、同じものが続けて露出されると、他のものを求める大衆がバラードを探す日が来ると思います。『秋冬にはバラードだ』という考えで、それに貢献したいと思って出てきました」と説明しました。

シン・スンフンの正規12集『SINCERELY MELODIES』は、前作から10年ぶりに発売される正規アルバムです。このアルバムには彼が直接プロデュースと作曲に参加した全11曲が収録されています。タイトル曲は『너라는 중력』(ノラヌン ジュンリョク)と『TRULY』(トゥルリ)の2曲です。『너라는 중력』は愛の始まりと終わり、その後に押し寄せる感情をアコースティックとエレキギターの旋律を中心に表現した曲です。『TRULY』は時間が経ってから気づく愛の真心を淡々と描いた曲です。

一方、シン・スンフンの正規12集『SINCERELY MELODIES』は、23日午後6時に各種音楽サイトを通じて公開されます。