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ニュージンズのミンジとダニエル、法廷での調停に臨む

ミンジとダニエルは14日午後、ソウル中央地裁に姿を現した。この日、車から降りたダニエルとミンジは、法廷に向かう途中で「今日の調停の可能性をどう見ているか」、「アドア側との合意条件は何か」、「一言お願いします」などの取材陣の質問を受けた。ミンジはこれに対して口を開かず歩みを進め、ダニエルは記者に向かって挨拶し微笑んだ。
この日午後2時、民事合議41部(部長判事:チョン・フェイル)は、アドアがニュージンズを相手に提起した専属契約有効確認訴訟の調停期日を開く。今回の調停は非公開で行われる。
業界は、アドアの前代表であるミン・ヒジンの復帰を含む「ミン・ヒジン体制のアドア」が今回の調停の核心になると見ている。ニュージンズは一貫して「ミン・ヒジンのアドアに戻してほしい」と要求してきた。
昨年11月、ニュージンズは「アドアが契約を違反した」として専属契約の解除を宣言し、独自活動を試みた。これに対し、アドアは専属契約有効確認訴訟と企画会社地位保全、広告契約締結禁止などの仮処分を申請し、裁判所はこれをすべて認めた。
先月開かれた3回目の弁論期日で、ニュージンズ側は「家庭内暴力を行った父親が母親を追い出し、家を出た子供に『もっと良い母親をつけるから戻ってこい』と言うのと同じだ」と拒否の意思を示した。
メンバーたちは嘆願書でも「アドアに戻れというのは、学校暴力の被害者に加害者がいる場所に戻れというのと同じだ」と訴えた。
この中で、アドアはニュージンズに「再び戻って一緒に活動しよう」と手を差し伸べている。ただし、ニュージンズが最も重要視している「ミン・ヒジンの復帰」に関しては拒否の立場を取っている。
調停が成立すれば、裁判上の和解と同じ効力が発生する。調停が不成立の場合、10月頃に裁判部の宣告がある見通しだ。