ブラックピンク、未公開新曲にファンの賛否両論
ブラックピンク、未公開新曲にファンの賛否両論
ブラックピンクが観客7万8000人を熱狂させたが、未公開新曲を巡る惜しむ声が上がっている。

ブラックピンクは6日午後7時、京畿道高陽市の高陽総合運動場で『BLACKPINK WORLD TOUR 'DEADLINE' IN GOYANG』を開催し、ファンと出会った。

この日、観客席にはグループBTSのジェイホープが登場し、観客が歓声を上げた。その後、グループTWICEのナヨン、ジヒョやYGエンターテインメントの後輩グループBABYMONSTER、グループTREASUREなどが訪れた。俳優たちも多く訪れ、チョン・ヘイン、チョン・ホヨンなどが姿を現し、オンラインプラットフォーム『X』(旧Twitter)などに多くの写真が掲載された。

ブラックピンクは『Kill This Love』と『Pink Venom』でステージを始め、熱気を引き上げた。メンバーそれぞれが簡単に挨拶した後、『How You Like That』、『불장난』、『Shut Down』のステージを続けた。
ブラックピンク、未公開新曲にファンの賛否両論
ブラックピンク、未公開新曲にファンの賛否両論
次にジスのソロステージが続いた。ジスはフリルがたくさん付いた明るいピンク色のワンピースを着て、オールホワイトの衣装を着たダンサーたちの間で『earthquake』と『Your Love』をライブで披露した。

リサは黒い革と素材のブラトップと黒いホットパンツを合わせて着て、パワフルなソロステージを進行した。『New Woman』と『Rockstar』を歌っていた彼女は、ステージの途中でアドリブで観客の反応を誘導するなど、巧みにファンを熱狂させた。特に『Rockstar』のステージ中には大胆なトワーキング、男性ダンサーとのスキンシップなど、衝撃的なパフォーマンスを見せた。

白と茶色が調和した衣装に着替えたメンバーたちは、全員でステージに登場し『Pretty Savage』を公演した。すぐにメンバーたちはバンドメンバーを紹介した後、すぐに『Don't Know What To Do』を歌い始めた。ARが特に小さかったこの曲では、メンバーたちのしっかりしたライブスキルが際立った。

ジェニーはこの日「本来DAY 2がもっと楽しく一緒に楽しんでくれるのに、今日はみんな座って見ているだけ。どうしたことか」と観客の反応を誘導した。するとロゼは「カメラが多すぎる」と言い、「いつかは下ろしてほしいとお願いするので、その時は下ろしてほしい。約束」と言って加えた。ジスも「高陽でしか先に聞けない新曲を発表するので、『跳ねて』遊ぶのに良い曲だから跳ねて遊んでほしい」と付け加えた。

『휘파람』、『STAY』、『Lovesick Girls』の団体ステージの後にはジェニーのソロステージが続いた。ダンサーたちと同じ純白の衣装を着て登場した彼女は『Mantra』、『with the IE (way up)』、『like JENNIE』を歌い、彼女の強みであるヒップホップジャンルをカリスマ的に消化した。
ブラックピンク、未公開新曲にファンの賛否両論
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ロゼはステージ下の控室からステージに上がる過程を収めた映像をVCRで見せ、ステージに姿を現した。彼を映すステージ映像も画質が低く、ほのかな感性を刺激した。彼は照明を明るくするように頼んだ後、彼のソロ曲『3AM』について説明した。

彼は「昨年音楽作業をしている時、風邪気味でもあり疲れていた時だった。本当にプレゼントのように近づいてきた曲だった」と話し始めた。ロゼは「行く場所を迷っている時、切実に家が必要だったが、この曲が『君が私の家になってほしい』、『この世の人々が何と言おうと関係ないから君であってほしい』という内容だ」と言い、「今までにも慰めになる曲だが、皆さんにも慰めになることを願っている」と語った。彼はその後『toxic till the end』、『APT.』のステージを披露し、花火を打ち上げて観客を熱狂させた。
ブラックピンク、未公開新曲にファンの賛否両論
ブラックピンク、未公開新曲にファンの賛否両論
彼らはこの日ステージの途中で未公開新曲『跳ねて(JUMP)』を公開した。この曲は昔の西部映画で聞こえそうな口笛効果音にブラス音が加わり、興を引き立てる2000〜2010年代初頭のクラブ音楽を思わせるダンスジャンルの曲だ。2000年代以降流行したジャンルが復活する傾向にあるが、メンバーたちの強みが全く生かされない曲構成で、2年8ヶ月ぶりの完全体ステージのための新曲としては大きな惜しみを残した。

一部のファンは「楽しくて良い」という反応を見せたが、大多数のファンは惜しみを吐露した。あるファンは5日の初未公開新曲公開後、オンラインプラットフォーム『スレッド』を通じて新曲に対する感想を残した。彼は「コンサートレパートリーの唯一の欠点だった。この時期に様々な状況を考慮した時、何を考えてこの曲を持ち出したのかと思って心乱れるブリンク(ファンダム名)になった」と指摘した。それ以外にも各種オンラインプラットフォームには「何年ぶりのカムバックなのにひどい」、「タイトル曲ではないことを願う」、「個人ソロ曲の方がはるかに良い」、「振り付けも見ると笑える。久しぶりに出てきたのにこれは何だ」というような酷評が続いた。

最後のステージを前にリサは「昨日から本当に緊張していたが、まだ緊張している。でもみんなで楽しんでいるのを見ると幸せだ。そして韓国で初めてのスタートじゃないか。とても良い」と感想を伝えた。

するとジェニーは「私たちの最初のステップが韓国で良かったし、あそこまで人がいっぱいなのを見ると不思議だ。感謝の気持ちだ。今日を最後に今度はワールドツアーに出るので惜しい。国内のファンに再び会う日がすぐに来ることを願う」と言った。
ブラックピンク、未公開新曲にファンの賛否両論
ブラックピンク、未公開新曲にファンの賛否両論
彼らは『붐바야』、『뚜두뚜두 (DDU-DU DDU-DU)』、『마지막처럼』、『Forever Young』を披露し、この日のコンサートを締めくくった。この日のアンコールは新曲『跳ねて』、『Really』で行われた。

一方、ブラックピンクは180万人を動員したワールドツアー『BORN PINK』以来10ヶ月ぶりにワールドツアーを開催した。今回の『デッドライン』ツアーで彼らはアメリカのロサンゼルス、カナダのトロント、フランスのパリ、イタリアのミラノ、イギリスのロンドン、タイのバンコク、シンガポール、東京、香港など各地のスタジアム級公演場で31回にわたってステージを披露する予定だ。

イ・ミンギョン テンアジア記者 2min_ror@tenasia.co.kr