ニュージーンズ、独自活動禁止の仮処分決定が確定
ニュージーンズ、独自活動禁止の仮処分決定が確定
韓国の人気グループ、ニュージーンズ(NewJeans)のメンバーたちの独自活動を禁止する仮処分決定が確定しました。

25日、法曹界によると、ニュージーンズのメンバー5人は、前日深夜までに所属事務所の地位保全および広告契約締結などを禁止する仮処分の決定を維持した控訴審裁判所に再抗告を提出しませんでした。

再抗告は、決定を通知された日から1週間以内に提起しなければなりません。ニュージーンズ側が期限内に再抗告を行わなかったため、独自活動禁止の仮処分決定は25日0時に確定しました。

先に、ソウル高等法院民事25-2部は、先月17日に所属事務所の地位保全および広告契約締結などを禁止する仮処分決定に対するニュージーンズメンバーの異議申請控訴を棄却しました。

昨年11月、ニュージーンズのメンバーたちは、ハイブ傘下のレーベル、アドア(ADOR)との専属契約違反を理由に契約が解除されたと主張し、独自活動を開始しました。これに対し、アドア側は今年1月、ニュージーンズを相手に「独自に広告契約を締結することなどを阻止してほしい」という趣旨の仮処分申請を行いました。

これを審理したソウル中央地方法院民事合議50部は、今年3月にアドア側の申請を全て認めました。その後、ニュージーンズ側は異議申請と控訴を続けて行いましたが、今年4月と今回の高等法院の判断でも全て棄却されました。

また、裁判所は先月、アドアが提起した間接強制申請も認め、独自活動を行った場合、メンバーごとに違反行為1回当たり10億ウォンをアドアに支払うよう決定しました。

今月4日の公判では、裁判所がニュージーンズ側に和解の意思を尋ねましたが、法律代理人は「既に信頼関係が破綻し、戻れない川を渡った」と述べました。

現在、アドアが提起した専属契約有効確認の本案訴訟は、第一審が進行中です。

イ・ミンギョン テンアジア記者 2min_ror@tenasia.co.kr