K-POP
ベクヒョン、R&Bアルバムでソロアーティストとしての存在感を再び証明

ベクヒョンは先日19日にミニ5集『エッセンス・オブ・レヴェリー』(Essence of Reverie)でカムバックしました。タイトル曲『エレベーター』(Elevator)はポップR&Bジャンルの曲で、愛する人の心をエレベーターという空間で表現し、ロマンチックな感性を込めています。
ベクヒョンは今回も彼の強みを活かしたアルバムで戻ってきました。R&Bはベクヒョンの音色と歌唱法を活用して最も魅力的に消化できるジャンルです。彼はこれまでに『ラブ・アゲイン』(Love Again)、『ユエン・ビレッジ』(UN Village)、『バンビ』(Bambi)、『キャンディ』(Candy)などの代表曲を発表してきました。このようにR&Bを基盤としたソロ曲を継続して披露してきた彼は、今回のアルバムでも特有の感性とボーカルカラーを基に新たな試みを続けています。同じジャンル内でも音楽スタイルに変奏を加え、自分だけのアイデンティティを確立しています。


公演規模も注目に値します。ベクヒョンは来月7日から8日にかけてソウル松坡区KSPO DOME(旧体操競技場)でソロワールドツアー『Reverie』のソウル公演を行います。ベクヒョンがデビュー13年目にして初めて披露するソロワールドツアーの始まりです。この公演はチケットオープンと同時に全席完売を記録しました。今回のツアーは南米、北米、ヨーロッパ、オセアニア、アジアなど、計29都市で行われる予定です。このような規模のツアーは国内男性ソロ歌手の中でも珍しい例で、同じ規模でソロ公演を行ったアーティストはBTSのジェイホープ(J-Hope)、SHINeeのテミン(Taemin)程度にとどまります。
ベクヒョンは明確な音楽の色と堅固なファンダムを基にソロアーティストとしての領域を着実に広げてきました。今回の活動は音楽世界を着実に積み上げているベクヒョンのキャリアにまた一つの転換点となる見込みです。
キム・ジウォン テンアジア記者 one@tenasia.co.kr