スターシップ対SM、新しいガールズグループ対決の初日の勝者は?
スターシップ対SM、新しいガールズグループ対決の初日の勝者は?
スターシップエンターテインメントとSMエンターテインメントが新しいガールズグループで勝負を繰り広げる中で、競争初日スターシップが優位を占めた。「SMが初期のリードを失ったのは、彼らが『前任のガールズグループの公式』に従ったからだ」という意見もある。

26日、テンアジアの確認結果、メロンTOP100でガールグループキキ(KiiiKiii)のデビュー前先行公開曲『アイ ドゥ ミー』(I Do Me)が25日(前日)午前9時に70位に上がった。キキはスタシップの新しいガールグループである。メロンは国内最大の音源サービスプラットフォームで、ストリーミングとダウンロードをすべて反映してTOP100を決定する。一方、SMガールグループハーツトゥハーツ(Hearts2Hearts)のデビュー曲『ザ チェイス』(The Chase)は当日一度もメロンTOP100に上がらなかった。

キキの『アイ ドゥ ミー』がTOP100に入ったのは、人々が音源サービスを最も多く利用する出勤時間である。出勤時間の音源チャートでの人気順位は今後の興行可能性をうかがうバロメーターだ。ハーツトゥハーツは24日午後6時にデビューし、キキは同じ時に先行公開曲の音源を発売した。この日が両グループの正面勝負初日だった。ハーツトゥハーツはキキが正式デビューする前からこのグループに押された。
スターシップ対SM、新しいガールズグループ対決の初日の勝者は?
スターシップ対SM、新しいガールズグループ対決の初日の勝者は?
一部のK-POPファンは「ハーツトゥハーツはSMが18年ぶりに出す多人数グループであるだけに少女時代の雰囲気を期待した」とし「しかし、この予想が外れた」と吐露した。あるK-POP愛好家は「『ザ チェイス』を聞くとSMの先輩グループf(x)を思い出す」とし「f(x)も大きな人気を集めたが、期待していたことを考慮すると惜しいコンセプト」と述べた。実際に『ピギョクデヌン チョキ チョキ』などの歌詞では少女時代よりf(x)の姿がうかがえる。

K-POPファンの間では「ハーツトゥハーツの『ザ チェイス』に耳に残るメロディーがないのがこのグループが初日人気で押された原因」という評価も出た。気軽に聞く『イージーリスニング』が最近のトレンドだとはいえ、新人グループのデビュー曲は強い印象を与えることが不可避だという意見も多い。「『ザ チェイス』はf(x)やレッドベルベットの収録曲程度の感じ」という意見も続いた。この曲は少女時代のデビュー曲『ダシ マンナン セゲ』、f(x)のデビュー曲『ラチャタ』、レッドベルベットのデビュー曲『ヘンボク』などに比べてやや地味だという意見も多い。

25日午後一時、YouTubeの人気急上昇動画で『アイ ドゥ ミー』ミュージックビデオは3位、『ザ チェイス』ミュージックビデオは4位に上がった。『アイ ドゥ ミー』ミュージックビデオは16日に公開されたが、依然として人々の大きな関心を集めている。ただし、再生回数では当日午前0時基準で『ザ チェイス』ミュージックビデオが約150万回上回った。ハーツトゥハーツにはインドネシア出身のカルメン、カナダ二重国籍のステラなど多国籍メンバーがいて、海外ファンが映像を多く見たおかげと見られる。
スターシップ対SM、新しいガールズグループ対決の初日の勝者は?
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両グループともに活動を始めたばかりであるため、一方の優勢を断定するのは早いという評価も出ている。この日午前出勤時間(8時まで)には『アイ ドゥ ミー』と『ザ チェイス』の両方がメロンTOP100に上がらなかった。業界関係者は「どんなに華やかな戦略を展開しても、結局重要なのは音楽だ」とし「曲のクオリティとコンセプトが勝負を決めるだろう」と述べた。

キム・ジウォン テンアジア記者 one@tenasia.co.kr