ニュージーンズのハニー、E-6ビザ問題で注目集まる
ニュージーンズのハニー、E-6ビザ問題で注目集まる
ベトナム・オーストラリア国籍のグループ、ニュージーンズのハニー(ハ・ニ)のE-6ビザが来月初めに満了することが確認されました。この中で浮上したハニーのオーストラリア出国説が、新規ビザ発給のためではないかという話も出ています。

21日、芸能界と法曹界によると、アドアを通じて発給されたハニーのE-6(芸術興行)ビザは来月初めに満了します。ハニーが引き続き国内で活動するためには、アドアのE-6ビザを延長するか、海外に出国する必要があります。

ハニーは2月初めにE-6ビザが満了すると、国内に滞在する場合は不法滞在者の身分となります。ハニーは昨年11月29日にアドアに専属契約解除を通知し、「不法滞在者ジレンマ」に陥ったことがあります。これまで「アドアとの契約が解除された」と主張するハニーと「ニュージーンズとハニーはアドア所属」というアドアの立場により、E-6ビザの効力について異なる解釈がありましたが、ビザ満了後には余地がありません。E-6ビザが満了する2月初めにはハニーの身分が「不法滞在者」になるのは予定された手順です。

ハニーが新しい所属事務所と契約するか、一部で流れている家族法人を設立する場合でも、ハニーのビザ発給は難航が予想されます。出入国管理法はE-6ビザを保有する外国人の勤務先が変更される場合、「元雇用主の移籍同意」を要求します。ニュージーンズに向けて「アドアに戻れ」と叫んでいるアドアがこれを受け入れることはあり得ません。

ハニーが選択する可能性が最も高いビザ発給方法は、アドアと関係なく新規でE-6ビザを取得することです。この場合、アドアの同意は必要ありませんが、ハニーは一旦出国した状態で該当ビザを申請する必要があります。新しい所属事務所の準備はもちろん、▲大衆文化産業法上の大衆文化芸術企画業として登録した企画社との専属契約書の写し ▲招待した企画社代表の身元保証書 ▲文化体育観光部所管の雇用推薦書などの書類を必須で備える必要があります。該当手続きは簡単ではなく、通常ビザ発給まで2〜3ヶ月がかかるとされています。
ニュージーンズのハニー、E-6ビザ問題で注目集まる
ニュージーンズのハニー、E-6ビザ問題で注目集まる
ハニーが現在国内ではなくオーストラリアに滞在中という話も出ています。芸能界の一部ではハニーがオーストラリアに出国したという噂が流れています。この場合、ハニーが新規E-6ビザを取得する準備をしているのではないかという推測が可能です。ただし、ビザ発給まで少なからぬ時間がかかるため、当分の間ニュージーンズの完全体活動は不透明になるというのが業界の中論です。

ニュージーンズの動向とは別に、アドアはハニーのビザ発給を準備中です。アドア側は「ニュージーンズとの専属契約は依然として有効であるため、手続きに従ってビザ延長のための書類を準備中」と明らかにしました。

一方、アドアとの専属契約が終了したと主張しているハニーは不法滞在者として通報されることもありました。これに関連して、10日、法務部ソウル出入国外国人庁調査課はハニーの不法滞在通報に関して「第三者である特定外国人の出入国管理法違反の有無など個人的な詳細事項についてはお答えできません」と答えました。

ただし、「出入国・外国人官署ではE-6ビザ滞在資格で滞在する外国人芸能人の場合、国内所属社との雇用契約などを基に国内滞在資格、滞在期間などを決定しており、当事者間で雇用関係が整理され次第、それに応じた措置を取る予定」と述べました。