NCT DREAM、テヨン、コンサート会場の香りまで選ぶ理由
NCT DREAM、テヨン、コンサート会場の香りまで選ぶ理由
香りで記憶される瞬間がある。コンサート場の香りまで真心を込めて選ぶアーティストたちが登場したのもこんな理由からだ。アーティストが直接選んだ香りはコンサート場をいっぱいに満たし、ファンに忘れられない思い出をプレゼントする。

NCT DREAM(エンシティドリーム)は去る4日まで3日間、高尺スカイドームでコンサートを行った。最後の曲の舞台を飾り、公演が長い間記憶されることを願う心を込めてメンバーたちが直接選んだ香りを噴射した。香りが噴射されるとメンバーたちは「どこでいいにおいがしないのか。それが私たちが選んで私は香りだ。石鹸の香りが好きだ」と話してファンに感動を与えた。

会場に香りを噴射すれば観客の視覚と聴覚だけでなく嗅覚まで捕らえることができる。それだけ舞台演出を豊かにし、その効果を最大化する。コンサートに似合う香りで演出効果を最大化する代表的なアーティストとしてはソロ歌手テヨンがある。
NCT DREAM、テヨン、コンサート会場の香りまで選ぶ理由
NCT DREAM、テヨン、コンサート会場の香りまで選ぶ理由
テヨンは普段コンサート場の香りまで気にすることで有名だ。彼は公演で「公演を長く覚えることができるようにしたかったので、操舵師の方と香りを製造して公演場の中に振りかけた」と話した。続いて「公演が終わって家に帰るとき惜しいのではないか。香りでも覚えられる公演になってほしいという考えで作ってみた。私たちが考える今回の公演によく似合う香りだ」と説明した。

トゥモローバイトゥゲザーは昨年コンサートで香りでファンに忘れられない思い出をプレゼントした。彼らは「5時53分の空で発見したあなたと私」、「ネバーランドを離れ」などの曲を披露し、香りを噴射した。当時、テヒョンは「昨年のコンサート以後余韻が長いという集まりが多かった。今回の公演の余韻もすごいだろう」とし「553(5時53分の空で発見した君と私)の香りを準備した。私たちが制作した香り」と話した。アーティストが直接作った香りを振りかけたという点でファンにはより意味のある公演になった。
NCT DREAM、テヨン、コンサート会場の香りまで選ぶ理由
NCT DREAM、テヨン、コンサート会場の香りまで選ぶ理由
ファンたちも香りで公演を思い出できると肯定的な反応を見せる。会場に散らばったコンペティを大事にして香りを楽しむかと言えば、似たような香りを探し回る姿も目立つ。ファンたちは「私の記憶の中でグループがぼやけても香りは永遠に覚えているようだ」、「正確にどんな香りなのか教えてほしい」、「MDで出してほしい」などの反応を見せた。

所属会社から該当の香にMDを出す場合、収益創出も期待できる。先にテヨンは「INVU」(アイアンビユ)アルバムが出る前、展示会を開き、空間をアルバムと似合う香りで満たした。テヨンが直接選んだこの香は、香水やワックスタブレットなどMDとしても発売され、ファンの愛を受けた。

香りを活かした公演は歌手にも、ファンにも瞬間を忘れられない強い記憶に残った。今後、K-POP会場はますます香りが良くなる見通しだ。

キム・ジウォン テンアジア記者 one@tenasia.co.kr