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初恋をテーマにした作品が再び注目！スジからシン・ウンスまで、韓国の「国民初恋」女優たち
キム・ジウォン テンアジア記者が数多くのコンテンツの中から珠玉の作品を選び出します。必見の名作から期待の新作まで、多彩に楽しめる作品をおすすめします。
初恋をテーマにした作品は、陳腐な設定で描かれることが多いが、それでも視聴者に愛され続けている。誰もが共感しやすく、心地よいときめきを与えるからだ。俳優スジは映画『建築学概論』（2012）を通じて「国民初恋」のタイトルを得た。その後、パク・ボヨン、キム・ユジョン、そして最近ではシン・ウンスが「初恋の系譜」を継いでいる。
特に作品の中の俳優たちは、純情漫画の主人公のような姿で初恋の記憶を呼び起こす。「国民初恋」スジに続き、初恋の系譜を継ぐ女優たちの活躍が目立つ作品を見てみた。
『君の結婚式』は、3秒の運命を信じるファン・スンヒ（パク・ボヨン役）と、そんなスンヒだけを愛するファン・ウヨン（キム・ヨングァン役）の波乱万丈な初恋の年代記を描いた作品だ。パク・ボヨンとキム・ヨングァンは、劇中の人物が高校生時代に出会い、大学生、社会人初期に至るまでの変化を見せる。
映画では、男女主人公は13年という歳月の間、出会いと別れを繰り返す。なかなか合わない恋のタイミングと、社会人になってからの苦悩と成長期も共に描かれる。このように『君の結婚式』は、より現実的な初恋ものかつ成長期である。パク・ボヨンは自分の感情に正直で堂々とした初恋キャラクターを完成させた。
『20世紀の少女』は、心臓が悪い親友の片思いを成就させようとするナ・ボラ（キム・ユジョン役）に予想外のときめきが訪れることで起こる出来事を描く。20世紀末の1999年が舞台だ。
放送部、修学旅行、遊園地などの場所や、ビデオテープ、カムコーダー、フロッピーディスクなどの小道具は初恋の感性をさらに刺激する。キム・ユジョンは快活で明るい少女の姿で視聴者を和ませる。キム・ユジョンが劇中で好きになる相手はプン・ウノ役のビョン・ウソクだ。ビョン・ウソクが初恋をテーマにしたドラマ『ソンジェを抱えて逃げろ』で大きな人気を得て、彼のフィルモグラフィーの一つだったこの作品も話題となった。
『告白の歴史』は、くせ毛の高校3年生少女パク・セリ（シン・ウンス役）が学校で一番人気の男子に告白作戦を立てる中、転校生ハン・ユンソク（コンミョン役）と絡み合いながら起こる青春ロマンス。1998年の釜山が舞台だ。告白成功のためにくせ毛を直そうとするセリの姿は、外見に敏感だった10代思春期を思い起こさせ、共感を呼ぶ。
『告白の歴史』は、暴言や学校暴力といった刺激なしに無害な魅力の作品だ。主人公シン・ウンスは清らかで愛らしいビジュアルで新しい初恋アイコンにぴったりだと評価される。子役出身らしく安定した演技力も持ち合わせている点がさらに高評価を得る理由となった。「清純可憐型」のクラシックな初恋キャラクターよりも、「明るくてラブリー」なスタイルの初恋キャラクターを作り上げた。シン・ウンスは釜山方言も違和感なくこなした。
キム・ジウォン テンアジア記者 bella@tenasia.co.kr
