K-MOVIE
「密輸」・「コンクリートユートピア」、トロント映画祭招待K-ムービーフェイズ高め

トロント国際映画祭はカンヌ国際映画祭、ベルリン国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭と共に世界4大国際映画祭に挙げられる北米地域最大規模の映画祭で、大衆性と作品性を兼ね備えた多様なジャンルとスタイルの映画を紹介する世界的なイベントだ。
映画「密輸」(監督リュ・スンワン)、「普通の家族」(監督ホ・ジンホ)/スペシャルプレゼンテーションセクションを招待

'密輸'はリュ・スンワン監督の新作で、海に投げ込まれた生必品を渡して生計を続けていた人々の前に一生一帯の大きな版が広がりながら巻き込まれる海洋犯罪活劇。 「普通の家族」は「春の日は行く」、「8月のクリスマス」などを演出したホ・ジンホ監督の新作で、異なる信念の二人の兄弟夫婦が偶然ひどい秘密に直面することになって起こる話を描いた作品だ。
トロント国際映画祭チーフプログラマーアニタリー(Anita Lee)は、「トロント国際映画祭(TIFF)が今年最も期待される韓国映画の一つであるリュ・スンワン監督の「密輸」を特別上映(Special Presentation)セクションに招待することになってとても嬉しい。リュ・スンワン監督は彼のシグネチャーであるアクションスタイルを独創的なウィットと共に観客を恍惚感に陥れる。
続いて映画祭プログラマーのジオヴァンナ・フルビ(Giovanna Fulvi)は、「ホ・ジンホ監督のしっかりした演出と出演陣の無駄な演技力は、「正常な」家族の生活が崩れ落ちる話に重みと優雅さを加え、ヘルマンコッホのベストセラー'の最も優れて力があふれる映画化を成し遂げた」と招待理由を明らかにした。
映画「コンクリートユートピア」(監督厳太化)/ガラプレゼンテーションセクションを招待

「コンクリートユートピア」はパク・チャンウク・キドラと呼ばれるユ・ジェソン監督の作品で、大地震で廃墟になってしまったソウルの唯一残った皇居アパートで生存者たちが集まって始まる話を描いた災難ドラマ。
映画「睡眠」(監督ユ・ジェソン)/ミッドナイト・マドネス・セクション招待

'眠り'は幸せな新婚夫婦ヒョンス(イ・ソンギュン)とスジン(チョン・ユミ)を悪夢のように覆った夫吊りの睡眠中異常行動、眠る瞬間始まるひどい恐怖の秘密を解くために苦労する二人の話を描いた映画だ。
ミッドナイト・マドネス・プログラマー、ピーター・クプロフスキー(Peter Kuplowsky)は、「「睡眠」の今年のカーン国際映画祭批評家週間プレミアは、傾斜したスタートを知らせた。脚本家であり監督のユ・ジェソンはサスペンスとウィット、そして強力な曖昧さを通じて上手にジャンルを転覆し、私は彼を喜んでミッドナイトマドネスに招待することになった」と選定理由を明らかにした。
「密輸」、「普通の家族」、「コンクリートユートピア」に続き、第48回トロント映画祭に招待された「睡眠」でK-ムービーの地位をもう一度確認できるか期待される海。
第48回トロント国際映画祭は、世界4大国際映画祭の一つに数えられる北米地域最大規模の映画祭で来る9月7日から17日まで開催される。
イ・ニュルテンアジア記者 greenworld@tenasia.co.kr