2024年度「コンクリートユートピア」、米アカデミー行不発
2024年度「コンクリートユートピア」、米アカデミー行不発
「コンクリートユートピア」が米国アカデミー賞の最終候補リストに上がることができなかった。

アメリカ映画芸術科学アカデミー(Academy of Motion Picture Arts and Sciences, AMPAS)は21日(現地時間)96回アメリカアカデミー授賞式の最終候補名簿を発表した。

名簿によると、国際長編映画賞候補には「愛は落葉に乗る」(フィンランド)、「銃を持った僧侶」(ブータン)、「約束の地」(デンマーク)、「パーフェクトデイズ」(日本)、「ティーチャーズラウンジ」 '(ドイツ)などを含めて15作品が上がった。 AMPASは約1ヶ月後に二重5編を圧縮して最終授賞式に候補に上げる。今回の候補名簿は正式候補発表前予備候補リストだ。
2024年度「コンクリートユートピア」、米アカデミー行不発
2024年度「コンクリートユートピア」、米アカデミー行不発
「コンクリートユートピア」(監督オム・テファ)が韓国代表でAMPASの国際長編映画賞に出品されたが、残念ながら候補名簿に入ることができなかった。 「コンクリートユートピア」は大地震で廃墟になってしまったソウル、唯一残った皇居マンションで生存者が集まって始まる話を描いた災難ドラマ。イ・ビョンホン、パク・ソジュン、パク・ボヨンなどが出演して384万人の観客を動員した。

これに先立ち、去る2022年映画「別れる決心」(監督パク・チャンウク)が国際長編映画賞予備候補には名前を上げたが、最終候補で不発になったことがある。

一方、今回のAMPAS候補には脱北民の封印を手掛けた米国ドキュメンタリー「ビヨンド・ユートピア」(監督マドレーヌ・ガビ)が含まれて注目を集める。この映画は北朝鮮に残してきた若い息子を何とか韓国に連れて行こうとする母親、命をかけて国境を越えて脱出しようとする家族、これらを助けようとする牧師の話を盛り込む。この作品は先立ってサンダンス映画祭で観客賞を受けた。来年1月の公開を控えている。

チェ・ジイェ テンアジア記者 wisdomart@tenasia.co.kr