映画『プラダを着た悪魔2』20年ぶりに公開、期待外れの続編
映画『プラダを着た悪魔2』20年ぶりに公開、期待外れの続編
映画『プラダを着た悪魔2』が20年ぶりに帰ってきた。華やかに幕を開けたが、実際には得るものは多くない。懐かしい顔ぶれに再会する楽しみは確かにあるが、前作ほどの新しい成長ストーリーは見られなかった。

映画『プラダを着た悪魔2』が29日に公開された。前作『プラダを着た悪魔』から実に20年ぶりの続編である。何よりもメリル・ストリープ、アン・ハサウェイ、エミリー・ブラントなどの主演俳優たちが再び集結したことだけでも公開前から大きな話題を呼んだ。

しかし、実際に蓋を開けてみると期待ほど満足できるものではない。ノスタルジーを刺激することには成功したが、それだけである。前作の核心がファッション業界という華やかな世界を背景に人間関係と成長ストーリーを織り交ぜたものであったのに対し、今回の作品はそのお馴染みの公式を繰り返すにとどまる。懐かしい顔ぶれが再登場し、各キャラクターが年月とともに成長した姿を見せるが、感情のラインは予想可能な範囲を大きく逸脱しない。
映画『プラダを着た悪魔2』20年ぶりに公開、期待外れの続編
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特に劇の後半に進むにつれて、女性の成功と連帯を強調するメッセージも出てくる。メリル・ストリープが演じたミランダを取り巻く状況で特にそのような話が強調される。ストーリーの中で自然に積み重ねられてきたというよりは、後半に急に力を入れたような印象もある。感動を狙ったシーンもむしろ意図が先に見えてやや計算的に感じられる。

何よりも公開前から提起されていた人種表現の問題は、実際に観覧後も残念さを残す。中国系俳優のスン・ユーティエンが演じたチン・ジョウは、ファッション業界を背景にした映画の他のキャラクターとは異なり、田舎臭いイメージで登場する。気の利かない言動やスペックを過度に強調する設定まで加えられ、20年前のハリウッドが消費していた東洋人キャラクターの典型性を帯びている。多様性を掲げたが、表現方法は依然として過去の視線に留まっているという残念さを残す。
映画『プラダを着た悪魔2』20年ぶりに公開、期待外れの続編
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劇中の主要キャラクターたちがそれぞれの場所で成長した姿で描かれるのとは対照的に、チン・ジョウは昇進後も外見やストーリー面で大きな変化がない。成功した東洋人CEOキャラクターが登場するが、重要な役割は果たさず、主人公たちを助ける役割にとどまる。有色人種の秘書キャラクターも立体的に活用されることなく、序盤の嫉妬心を示す装置程度で消費され、残念さを残す。

メリル・ストリープの存在感は今回も確実である。エミリー・ブラントも特有の冷たいカリスマとスピード感ある演技で劇に力を添える。ただし、主人公アン・ハサウェイの成長ストーリーは、観客の立場からその変化が十分に感じられない。
映画『プラダを着た悪魔2』20年ぶりに公開、期待外れの続編
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冷静に言えば、必ずしも劇場に足を運ぶ理由は大きくない。しかし、悪い映画でもない。キリングタイム用に軽く見るには無難で、馴染みのあるキャラクターたちに再会する楽しみもある。ただし、ランニングタイムのあちこちで間延びする部分があり、『有名な作品の続編だから有名な感じ』以上を見せることはできない。

前作のファンであれば、思い出補正と俳優たちの再会のために一度は見る価値がある。しかし、1作目を見ていないか、新しくて強烈な一撃を期待した観客には、わざわざ劇場まで足を運ぶ理由は大きくないように見える。

星評価: ★★☆ (2.5/5)

キム・セア テンアジア記者 haesmik@tenasia.co.kr