ピアニスト イム・ドンヒョク、SNS投稿で警察出動の騒動に
ピアニスト イム・ドンヒョク、SNS投稿で警察出動の騒動に
ピアニストのイム・ドンヒョク(41)が自身のSNSに極端な選択を示唆する投稿を行い、警察が出動する騒動が発生しました。

16日、あるメディアの報道によると、ソウル瑞草警察署はこの日午前8時30分頃、イム氏の身辺が心配だという通報を受け、現場に出動しました。警察はソウル瑞草区瑞草洞のある場所でイム氏を発見し、救助しました。現在、彼は近隣の病院に搬送され治療を受けており、命に別状はないとされています。

救助に先立ち、イム氏はこの日午前7時頃、自身のSNSアカウントに心境を綴った文章を投稿しました。彼は「生涯演奏者として生きてきて、ひどい鬱病に苦しんできた」とし、「これまで皆さんのおかげで幸せで感謝していた」と記しました。この投稿は極端な選択を示唆する内容として解釈され、懸念を呼びました。

イム氏はショパン、チャイコフスキー、クイーンエリザベスなど、いわゆる「世界三大ピアノコンクール」で全て入賞した経歴があります。国内クラシック音楽界で大衆的なファンダムを形成した初の演奏者とされています。

一方、イム氏は性売買処罰法違反の疑いで起訴され、裁判を受けてきました。彼は2020年、ソウル江南区のあるマッサージ店で性売買を行った疑いを受け、9月に開かれた一審宣告公判で罰金100万ウォンを言い渡されました。

※ 鬱病など話しにくい悩みがある場合や、周囲にこのような困難を抱える家族・知人がいる場合、自殺予防相談電話☎109または自殺予防SNS相談「マドレン」で24時間専門家の相談を受けることができます。

イ・ミンギョン テンアジア記者 2min_ror@tenasia.co.kr