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パク・ナレ、元マネージャーからの訴訟でキャリアに影響か?
この事件は4日に始まった。あるメディアが「パク・ナレが所属事務所エンパークの元マネージャーたちから約1億ウォンの損害賠償請求訴訟を起こされる予定」と報じた。このメディアは「元マネージャーたちが3日にソウル西部地方法院にパク・ナレ所有の不動産に対する仮差押えを申請した」とし、「在職中にパク・ナレのパワハラにより被害を受けたというのが彼らの主張の核心」と伝えた。
元マネージャーたちは「パク・ナレがつまみの買い出しやパーティーの後片付け、飲み会への同行、待機、さらには家族の用事まで手伝わせるなど、事実上家政婦のように扱った」と主張している。酒を飲まないという理由で暴言を受けたこともあったという。あるマネージャーは「パク・ナレが怒った状態で投げた酒のグラスに当たって怪我をした」と述べた。病院の予約や代理処方などの医療関連の用事も押し付けられたと付け加えた。
業務関連の費用精算問題もあったと彼らは主張している。元マネージャーたちは「会社の業務で使った費用はもちろん、私的に指示されて購入した食材や酒類の費用まで適時に精算されなかった」と述べた。結局、彼らはこれ以上耐えられないと判断し退職を選んだと伝えられている。退職過程で所属事務所に未精算費用の処理を求めたところ、「名誉毀損と文書偽造で告訴する」と警告されたという。
このような論争にもかかわらず、パク・ナレの所属事務所は2日間沈黙を続けている。パク・ナレは複数のメディアを通じて「マネージャーたちが特に問題なく辞めたのに、突然仮差押えを申請した」と心痛を訴えた。
グループ宇宙少女のメンバーキム・ジヨン(Kim Ji-yeon)は「私たちが新人だった時、誰も知らなかった時からよくしてくれたのはパク・ナレだけだった」と述べた。見守っていたユク・ソンジェ(Yook Sung-jae)は「新人の時にそうしてくれた人は一生記憶に残る」と言い、パク・ナレの人柄を称賛した。
その他にもお笑い界の後輩たちが番組でパク・ナレについて「個人的にお小遣いをくれたり食事を奢ってくれることが多かった」としばしば語った。制作スタッフの間では「スタッフの名前を全て覚えるスタイルで、徹夜撮影後にもスタッフの食べ物を持ってくる」などの美談が知られている。
無名時代から寄付活動をしていた事実も多くのメディアを通じて報道された。直接明かさず静かに匿名で寄付をしていたが、後に団体を通じて知られることもあった。
あるネットユーザーは「キアン84(Kian84)、ソ・ジャンフン(Seo Jang-hoon)などの人たちは人柄が良くないと思ったら距離を置くが、そんな人たちがパク・ナレを称賛するのを見ると今回の論争はあり得ない」と述べた。別のネットユーザーは「カン・ヒョンウク(Kang Hyung-wook)訓練士もパワハラ論争で大騒ぎになったが、結局社員たちが仕組んだことと判明し、無罪となった」と述べた。
パク・ナレは10年という長い間無名の芸能人だった。無関心と誰も訪れない寂しさを誰よりもよく知っていることを番組でしばしば言及していた。現在、所属事務所の沈黙が続いており、その間にパク・ナレの普段の酒癖などが再び注目されている。パク・ナレ側の迅速な立場表明が必要とされている。
チョン・ダヨン テンアジア記者 light@tenasia.co.kr