キム・ジュンス、ミュージカル『ビートルジュース』で新たな挑戦
キム・ジュンス、ミュージカル『ビートルジュース』で新たな挑戦
ミュージカル俳優として15年目を迎えるキム・ジュンス(Kim Junsu)が、再び新たな挑戦をする。優れた実力と人気で既に「チケットパワーの主人公」としての地位を確立している彼が、芸能界21年のキャリアの中で最も衝撃的な変身を予告した。来る16日に幕を開けるミュージカル『ビートルジュース』で主人公を務めることになったのだ。

『ビートルジュース』は1988年に公開された同名のアメリカ映画が原作で、現世と来世の間に閉じ込められたビートルジュースが繰り広げる奇想天外な事件を描く。

キム・ジュンスは2010年に『モーツァルト!』でデビューし、今年ミュージカル生活15周年を迎えた。それ以来、キム・ジュンスは1年に2作品ずつを着実にこなしている。『天国の涙』、『エリザベート』、『ドラキュラ』、『デスノート』、『エクスカリバー』など、出演作品のスケールも大きい。

今回のキャスティングでキム・ジュンスは自身のフィルモグラフィーに『ビートルジュース』を追加した。この作品でキム・ジュンスが演じる役は主人公のビートルジュースだ。ビートルジュースは狂気に満ちたビジュアルはもちろん、ユーモラスでひねくれた性格とエネルギッシュな乱闘イメージを持っている。『ビートルジュース』はブラックコメディというジャンルである点から、今回のキャスティングが衝撃的だという評価が出ている。キム・ジュンスがブラックコメディに出演するのは初めてだ。
キム・ジュンス、ミュージカル『ビートルジュース』で新たな挑戦
キム・ジュンス、ミュージカル『ビートルジュース』で新たな挑戦
1日に開かれた記者会見でキム・ジュンスは「前作でユーモアが少し入った作品をやった。当時は幸せだった」とし、「観客も私のユーモアを受け入れる準備ができていると感じ、今回の作品に挑戦することにした」と語った。彼は「やると決めた当時、『すごい挑戦になるだろう』、『イメージチェンジになるだろう』と感じた」とし、「ビートルジュースは私にとって可愛くて悪戯っ子のような姿だ。21年の芸能界生活で初めて舞台で悪口も言った」と述べた。

先に公開された予告編でキム・ジュンスは濃いダークサークルに狂気じみた眼差し、そして緑色の髪までした衝撃的なビジュアルを見せた。「Xな混乱する」などの悪口を何気なく吐くこともあった。これを見たネットユーザーたちは「別世界の金の塊」、「まだ彼の新しい姿が残っているなんて」、「本当に驚くべき新キャスティングだ」、「私がファン活動20年目でジュンスの悪口を全部見るとは」と言いながら公演を期待した。

キム・ジュンスは韓国ミュージカル市場で指折りの「チケットパワー」のアイコンだ。キム・ジュンスは出演作のほとんどを全席完売させ、ミュージカル界で独自の興行性を証明してきた。6月に幕を閉じたキム・ジュンスの主演作『アラジン』も今年のミュージカル予約率TOP3に入ったことが知られている。

キム・ジュンスと共に『アラジン』に出演していた俳優たち、チョン・ソンファ(Jeong Seonghwa)、チョン・ウォニョン(Jeong Wonyoung)が今回の『ビートルジュース』で同じ役で息を合わせることになった点も興味深い。今年のミュージカル市場で高い興行記録を立てた俳優たちが再び一つの作品に集まることで、年末のミュージカル市場にどのような影響を与えるか注目される。

新しいジャンルに新しいキャラクター、そして新しいイメージへの変身まで。キム・ジュンスにとって今回の『ビートルジュース』はまさに「初めての初めて」になった。15年近いミュージカル人生で再び新しいページを開こうとする彼の決意がどのような結果を生み出すか、視線が集まる。
キム・ジュンス、ミュージカル『ビートルジュース』で新たな挑戦
キム・ジュンス、ミュージカル『ビートルジュース』で新たな挑戦