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AIディープフェイクで悪用されたアイユー、イ・ハニ、アン・ソヒの顔
7日、インスタグラムストーリーを見ていたところ、突然あるゲームサイトのアカウントにアイユーが登場する動画が公開されました。動画の中でアイユーは車の中でタブレットPCを持ち、あるゲームアプリを紹介していました。これは賭博サイトがアイユーの顔をAIディープフェイクで悪用したものです。
この動画でAIアイユーは「『チキンロードは詐欺だ。ここではお金を稼げない』というコメントはもううんざり」と言い、「今話している間にも1700万円がただ落ちてきました」「見てください、本当です。私も信じられないくらいです」とゲームを通じて大金を稼げると紹介しました。
この動画はコメントを付けられないように設定されており、動画の左下には「広告」と表示され、アカウントをインスタグラムの検索窓にそのまま入力すると存在しないアカウントとして表示されます。
このサイトはアイユーだけでなく、最近では俳優のイ・ハニ(이하늬)やグループワンダーガールズ出身のメンバーアン・ソヒ(안소희)もAIディープフェイクで作成しました。
まずAIイ・ハニは「15分で2000万円?うそでしょ!本当だよ!」と言い、「映画試写会で人々がどんなアプリを使っているのか気になって私もインストールしてみた」「幸運のルーレットを回したら最大ボーナスに当選」「稼いだお金で欲しいものを思いっきり買っちゃった」と言いました。
数日後にはAIで作られたアン・ソヒが登場し、「私、このアプリで2500万円以上稼いだのに、あの子はまだ信じてくれない」と言い、ゲームサイトを紹介しました。その後、AIアン・ソヒは「入金したらすぐに260万円のボーナスをもらって500万円を作ったの。これでベンツを買ったんだよ?みんなもダウンロードしてボーナスをもらってみて。ジャックポットが待っているよ」と説明しました。
イ・ハニがAIで悪用された際にはストーリーではなく投稿形式で広告が表示され、コメントを付けることができました。これに対し、ネットユーザーたちはそのサイトのコメント欄にイ・ハニのSNSアカウントやイ・ハニの所属事務所のアカウントをタグ付けし、所属アーティストの顔が詐欺に利用されていることを直接知らせることもありました。
チョン・ダヨン テンアジア記者 light@tenasia.co.kr