ミン・ヒジン元アドア代表、職場内いじめ認定で罰金判決
ミン・ヒジン元アドア代表、職場内いじめ認定で罰金判決
裁判所が「ミン・ヒジン(Min Hee-jin)元アドア代表が職員に対して職場内いじめを行った」と認定しました。ミン元代表がアドアの元職員A氏をいじめたとして政府が罰金を科したことに対し、ミン元代表が不服を申し立て訴訟を起こしましたが、裁判所は政府の手を挙げました。

ソウル西部地方法院第61単独のチョン・チョルミン(Jeong Cheol-min)判事は、ミン元代表がソウル雇用労働庁を相手に提起した罰金不服略式裁判で「罰金賦課認容決定」を16日に下しました。これは、ミン元代表が今年3月にソウル雇用庁から受けた職場内いじめ罰金処分に不服を申し立てた行政訴訟の結果です。

以前、A氏は昨年、ミン元代表の暴言などによる精神的苦痛を訴え、政府に陳情を提出しました。ソウル雇用庁は「ミン元代表の一部発言が身体的・精神的苦痛を引き起こし、勤務環境を悪化させる可能性がある」とし、「これは労働基準法上の職場内いじめに該当する」と判断し、罰金を科しました。

ミン元代表側は処分に不服を申し立て訴訟を起こしました。当時、ミン元代表の法律代理人は「ソウル雇用庁がミン元代表の一部発言を職場内いじめと判断し、罰金賦課を事前通知した」とし、「労働基準法の法理に対する誤解があり、正式な不服手続きを進行中」と述べました。

ミン元代表は、グループLE SSERAFIM(ルセラフィム)の所属事務所ソースミュージック、I-LAND(アイランド)の所属事務所BELIFT LAB(ビリーフラボ)とも法的紛争を続けています。ソースミュージックはミン元代表を相手に5億ウォン規模の損害賠償請求訴訟を、ビリーフラボは20億ウォン規模の訴訟を起こしました。ミン元代表が昨年4月の記者会見で「HYBE(ハイブ)がNewJeans(ニュージーンズ)を先にデビューさせるという約束を破り、LE SSERAFIMを先に出した」、「I-LANDがNewJeansのコンセプトを真似た」という趣旨の主張が虚偽事実であるということです。

イ・ミンギョン(Lee Min-kyung)テンアジア記者 2min_ror@tenasia.co.kr