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コ・ソヨン、YouTubeチャンネルの挑戦とその課題

今年3月、コ・ソヨンはYouTubeチャンネルの運営に挑戦すると宣言した。「トップ女優が神秘主義を脱ぐ」という期待感から、チャンネル開設後1ヶ月で登録者は4万人に達した。しかし、その後の登録者数の増加は鈍化し、現在の登録者数は約5万人に留まっている。
動画の再生回数も一貫して高いわけではない。88万回を記録した動画もあるが、7万回に留まるものもある。3日後にチャンネルを開設した女優イ・ミンジョン(Lee Min-jung)は登録者数29万人、最高再生回数254万回を記録しており、対照的だ。
コ・ソヨンのチャンネルが期待されたほどの人気を得られない理由として、まず7年間の空白期が大きく影響していると見られる。コロナ19の時期を経て、多くのトップスターがYouTubeチャンネルを運営し始めたが、コ・ソヨンはその時期も神秘主義を維持していた。
「コンテンツが面白くない」という評価も、チャンネルの魅力を損なう要因とされている。コ・ソヨンが投稿した動画は、家やレストラン、家具店、市場など一つの場所で20分近く続くものが多い。画面の切り替えがなく、コ・ソヨンが一人で20分以上話し続けるため、「視聴者の『戻る』ボタンを誘発する」と指摘されている。

コ・ソヨンのチャンネルのコンテンツは、YouTubeの消費層の性向に合わないと指摘されている。YouTubeを主に見る10〜40代は、過去のトップスターがどんな家に住んでいるか、どんな食事をしているかにはあまり興味がない。それよりも、このトップスターが大衆とどのような共感を形成するかを重視する。
あるネットユーザーは「大衆の目線に合わせ、彼らの疑問を解消する考えでアプローチするのが良い」と指摘した。