ク・ジュニョプ、妻シ・シユアンの遺産を義母に譲渡する意向を表明
ク・ジュニョプ、妻シ・シユアンの遺産を義母に譲渡する意向を表明
歌手のク・ジュニョプ(56)が妻である台湾の女優、シ・シユアン(徐熙媛、48)の遺産を義母に全て譲る意向を表明したことに対し、台湾の弁護士たちからの助言が続いている。

10日、台湾メディアETトゥデイによると、弁護士たちはク・ジュニョプがシ・シユアンの遺産相続を放棄し、義母に全て譲るという意向について「相続放棄は不可能だ」と声を揃えた。

弁護士によれば、シ・シユアンの遺産の一次相続者はク・ジュニョプと2人の子供であり、ク・ジュニョプが相続を放棄した場合、2人の子供が等しく相続し、シ・シユアンの母親は一銭も受け取れないという。

弁護士は台湾の法律に従い、ク・ジュニョプがシ・シユアンの遺産の権利がある部分を取得し、相続分全てをシ・シユアンの母親に譲渡する方法を取るべきだと助言した。ただし、この場合、相当な贈与税が発生する可能性があるとも付け加えた。

一方、ク・ジュニョプはシ・シユアンの前夫であるワン・シャオフェイ(汪小菲、42)からシ・シユアンの家族と2人の子供を守ると宣言した。ク・ジュニョプは自身のSNSを通じて「遺産は生前、シユアンが愛する家族を守るために汗水流して貯めたものであり、私に対する権利は義母に全て譲る考えだ」と明らかにした。さらに「子供たちの権利は悪い人々が手を出せないように、弁護士を通じて子供たちが成人するまで保護する法的措置を取る」と付け加えた。

ク・ジュニョプはまた、ワン・シャオフェイとその家族の行動を批判し、「大きな喪失の痛みと哀悼の時間が過ぎる前に、悪魔のような人々が私たちの家族と私の愛を中傷し始めた」とし、「ある者は悲しいふりをして雨に濡れながら歩き回り、また別の者は私たちの家族に傷をつけようと保険や費用に関する偽ニュースを作り出している」と述べた。

以前、ワン・シャオフェイはシ・シユアンの訃報を聞いて帰国した3日、取材陣の前で傘をささずに雨の降る夜道を歩く姿が捉えられた。また、日本で行われた葬儀費用と台湾への移動に使用されたチャーター機をワン・シャオフェイの母親が負担したという偽ニュースが広まった。

シ・シユアンは旧正月を迎え、家族と共に日本旅行中にインフルエンザによる急性肺炎で2日に亡くなった。シ・シユアンは日本で火葬葬儀を行い、故人の遺産は約6億元(1200億円)規模とされている。

シ・シユアンは2011年にワン・シャオフェイと結婚し、1男1女をもうけたが、結婚10年目の2021年11月に離婚。その後、2022年2月8日にク・ジュニョプと結婚した。