イ・ヨンヒョン、全曲をタイトル曲に選んだ理由とは?
イ・ヨンヒョン、全曲をタイトル曲に選んだ理由とは?
歌手イ・ヨンヒョンがアルバム収録曲全体をタイトル曲に選んだ理由を明かした。

イ・ヨンヒョン(Lee Young Hyun)は19日午後2時、ソウル・チョンダムドンに位置するイルジアートホールで、正規3集『PRIVATE』(プライベート)発売記念ショーケースを開催し、様々な話を交わした。

11曲全曲をタイトル曲とし、ミュージックビデオまで撮影して注目を集めたイ・ヨンヒョンは、その理由について「人々がよく知っている曲を中心にオフライン公演をするのではないか。知られていない収録曲を歌うとフィードバックが冷たく、反応がないので次の公演で埋もれてしまう」と口を開いた。続けて彼は「ある曲は機会すら得られない姿は悲しくないか。開放して聴く方々が好みに応じて選んで聴いていただけるようにという思いから、扉を開けることに決めた。表記は意味がないと思う。広く愛されることを願って企画してみた」と説明した。

さらにイ・ヨンヒョンはミュージックビデオについては、美しく見せるよりもライブで感情を見せることを選んだとも語った。彼は「私はリップシンクができないバカだ。口も全く合わない。練習も兼ねて直接歌った。ミュージックビデオなら美しく出るべきではないか。しかし、あまりにも熱唱したために眉間と頬にシワが全部出てしまったのが残念なだけだ。振り返ってみると、その感情と記憶がすべてよぎるので、それもまた良かった」と冗談を交えた。

イ・ヨンヒョンが直接作詞および作曲に参加した正規3集『PRIVATE』は、20年以上にわたってイ・ヨンヒョンが積み上げてきた個人の物語をすべて収めたアルバムだ。彼は今回のアルバムで異例的に収録された10曲すべてをタイトルに選んだ。『PRIVATE』は『FIRE』(火)、『PEARL』(真珠)、『CELEBRATION』(祝賀)の3つのチャプターで構成されている。このアルバムは『誰かに伝えたい話』、『私が最も隠したい話』、『愛と別れに対する考え』などを歌で表現している。

一方、イ・ヨンヒョンの正規3集『PRIVATE』は19日午後6時、各種オンライン音楽サイトを通じて発売される。