シン・ヒョンビン、現実的な愛を描く熱演で視聴者を魅了
シン・ヒョンビン、現実的な愛を描く熱演で視聴者を魅了
俳優のシン・ヒョンビンが熱演を繰り広げた。

シン・ヒョンビンは劇中で財閥の男性と別れることを決意した現実主義的な能力者「ハ・ユンソ」に扮し、理想的な童話のような愛ではなく現実的な選択をする主人公の複雑な感情を繊細に表現した。

ハ・ユンソは仕事と愛の両方で成功を夢見るが、理想的なロマンスよりも現実的な決断を下すキャラクターだ。彼女の演技は財閥の男性との別れを現実的でありながらも愛らしく描き、作品全体を通じてオフィスロマンティックコメディの魅力を最大化したと評価された。

シン・ヒョンビンは作品について「台本の最初のシーンが彼氏の母親からお金をもらって別れると言う場面だった。『何だ、このドラマ?』と思った」と述べ、馴染みのある設定を少しずつひねったポイントがこのドラマの魅力だと明かした。彼女の演技はコメディとロマンスを絶妙に絡め、キャラクターを完璧に消化した。

また、シン・ヒョンビンはロマンティックコメディの愛らしい主人公だけでなく、暴力的な父親に虐待され、幼い弟の手を引いて家を出たユンソの責任感と現実的な兄弟ケミを通じて笑いと感動を提供した。彼女はロマンスだけでなく家族間の関係でも深い感情を見せ、キャラクターの多彩な魅力を立体的に描き出し、視聴者に深い印象を残した。

今回の作品を通じてシン・ヒョンビンはロマンティックコメディジャンルでも自分の立場を広げ、様々なジャンルにわたって俳優としての位置をさらに確固たるものにした。作品が終了した後も彼女の幅広い演技に対する好評が続いており、今後の活動がさらに期待される俳優として位置づけられている。

シン・ヒョンビンは「愛らしい人々と共に過ごした愛らしい時間が、視聴者の皆さんにも伝わったことを願っています」と心からの感謝の意を伝えた。

『午前2時のシンデレラ』は全10話で、国内はもちろん全世界190か国以上で視聴可能だ。

一方、シン・ヒョンビンはヨン・サンホ監督とアルフォンソ・キュアロン監督が手を組んだNetflix映画『啓示録』に出演する。

キム・セア テンアジア記者 haesmik@tenasia.co.kr