'Lovely Runner' ビョンウソクがときめく理由
'Lovely Runner' ビョンウソクがときめく理由
俳優のビョンウソクが「ロコーキング」の系譜を続けている。

メインロールで初足を踏み出したビョンウソクの新作品tvN「先在アップゴー飛び出す」は始まりから話題を集めた。前作JTBC「力強い女子カンナムスン」セクシーヴィラン・リュシオロ悪役の新たな魅力を見せてくれたら、「先制アップゴートゥー」のビョンウソクは初恋の材質として愛されている。

純粋で澄んだビジュアルとときめくケミ、そして現実的な熱演まで、ビョンウソクの魅力は間違いなく輝いた。ここに加わったタイムスリップ、双方救いロマンス叙事詩はジャンル的快感を極大化した。たった5回ぶりにTV-OTTドラマ話題性順位はもちろん、出演者部門話題性順位上位圏を占めてテレビ劇場をひきつけたビョンウソクのときめきポイントを調べてみた。

- 初恋記憶操作「ビジュアル」

ネットフリックス「20世紀少女」、映画「ソウルメイト」から「先制アップゴートゥー」のリュ・ソンジェにつながってきた青春の代表顔、もう一度着た制服で繰り広げた青春ロマンスは次元が違った。特に純粋で澄んだ顔に加わったタイムスリップ叙事詩は、大きな愛を受けた前作とは別の魅力の青春キャラクターを完成するのに十分だった。また、善いがどこか知らずに愚かな記憶を呼ぶ雰囲気は初恋を思い浮かべ、リュ・ソンジェという人物の魅力を倍加した。ロマンスというジャンルをそのまま着たウォンウソクが見せてくれる2008年リュ・ソンジェの話がより一気に待たれる理由だ。

- 優しいのに切ない。目つきで仕上げた「ケミ」

ビョンウソクは先に製作発表会で「ロコ天才」という修飾語を得たいと格別な覚悟を表わしたことがある。ロマンスに戻ってきたビョンウソクの演技は成功し、期待を確信に変えた。イムソルを扱うリュ・ソンジェの目つきはいつも暖かくできず切ない感情まで聞かせる。初めてだから苦手なので、もっとときめく心を表現した演技も完璧だった。イムソルを眺める優しい目と繊細なジェスチャー、ビョンウソクはよりディテールな演技で'ソルソン'カップルのケミを完成させてときめきテンションを高めている。

- 現実よりも現実のような「キャラクター消火力」

最愛流線材を生かすために過去にタイムスリップをするようになったイムソル。しかし知ってみると、過去のリュ・ソンジェが先にイムソルを好んだという事実が明らかになり、リュ・ソンジェの片思いに熱い反応があふれた。寂しい気持ちを付け加えた可愛らしい告白、初デートのワクワクを込めたふわふわした姿まで、ビョンウソクが醸し出した感情は、高校生のリュ・ソンジェそのものだった。それだけでなく、生涯を売り切ってきた水泳という夢を折り、感じる絶望感、苦しみと父親との対話で流れる涙は、その年齢の学生が見せてくれるような面貌で、膨大な没入感を吹き込んで見る人々を劇に完全に浸透させた。

「先制アップゴートゥー」は毎週月、火曜日の夜8時50分tvNで放送される。

キム・ソユン テンアジア記者 seogugu@tenasia.co.kr