チェガンチャンミン、「ベンジャミンボタン」5月開幕
チェガンチャンミン、「ベンジャミンボタン」5月開幕
ミュージカル'ベンジャミンボタン'が見た公演が待たれるトレーラー映像で感性を刺激した。

ミュージカル「ベンジャミンボタン」製作会社EMKミュージカルカンパニー(以下、EMK)は8日、作品の雰囲気と人物たちの叙事詩を垣間見ることができるトレーラー映像を公開した。

トレーラー映像は1920年代シカゴジャズクラブを背景に繰り広げられる。ディープな雰囲気の中で次々とベンジャミン・ボタン役、ブルー・ルモニエ役、ママ役を演じる俳優たちが様々なシーンを演出して登場する。以内にジェリー、スコット、モートン、マートル役俳優たちが順番に紹介され、彼らが繰り広げていく話に対する好奇心を刺激する。

ベンジャミン役キム・ジェボムはジャズクラブに座っている何か思い出したように笑顔を浮かべて文を書き下ろしていくかとか酒杯を持って深い考えに浸った。シム・チャンミン(チェガン・チャンミン)はマイクに触れながら濃い感性を表現しており、思考に浸った穏やかな表情でベンジャミンの様々な感情を伝えた。キム・ソンシクやはりピアノに手を上げてより振り返り、ジャズバーに座って何か書き下ろしていくなど深い感性を表現して雰囲気を圧倒した。

ブルー・ルモニエ役のキム・ソヒャン、パク・ウンミ、イ・アルソルも同じ結びにしたとしても、それぞれの個性が感じられる人物表現を繰り広げた。彼らはジャズバーのテーブルに期待苦労するかと、どこかに電話をかけて複雑微妙な感性を表現した。そしてジャズクラブの舞台では、幸せな表情で熱唱するジャズ歌手の魅力あふれる面貌を表わし、人物が持つディテールな叙事詩に対する疑問を高めた。

これと共に「永遠なことはなく時間はずれるだけだ」、「それでも彼らの間には愛がある」というフレーズもトレーラー映像のディープな感性をさらに倍加させる。続いてベンジャミン、ブルー、ママ、ジェリー、スコット、モートン、マートル役俳優らがカメラを見つめて登場人物が紹介される。映像の終わりにキム・ソヒャン、シム・チャンミンがお互いを切なく見つめて微笑む中、逆さまに流れるような針と秒針の音が出て「ベンジャミン・ボタン」が繰り広げる爽やかな話に期待が集まる。

ミュージカル「ベンジャミンボタン」は映画「ベンジャミンボタンの時計は逆に行く」の原作でも有名なF.スコット・フィッツジェラルドの短編小説を原案にEMKが2024年に新たに披露する創作ミュージカルだ。先立って小説と映画を通じて可能性を認められたミュージカル'ベンジャミンボタン'は2021年CJ文化財団ステージアップ最終支援作に選ばれた後、EMKの手で華やかに再誕生する予定だ。

ミュージカル「ベンジャミンボタン」はミュージカル「ベルテル」、「西編祭」、「男衝動」など数々の力作を誕生させた調光化劇作および演出を引き受け、ミュージカル「国境の南」などで感性的な音楽を披露した新鋭作曲家や作曲に参加する。

これと共にミュージカル「レベッカ」、「エクスカリバー」、「ベルテル」など30年余り舞台デザイナーとして活躍したチョン・スンホデザイナーのミュージカル最後の作品になると知られ、オブジェアーティストムンスホ作家が「パペット」を借りたデザイン構成でベンジャミン・ボタン'だけの独歩的な雰囲気を形成する計画だ。

キム・ジェボム、シム・チャンミン、キム・ソンシク、キム・ソヒャン、パク・ウンミ、イ・アルソル、ハウン島、キム・ジソン、ミン・ジェワン、パク・グァンソン、ソン・チャングン、カン・ウンイル、グ・ベクサン、イ・スンヒョン、シン・チェリム、パク・グクソンが出演して人生キャラクターを誕生させる見通しだ。

ミュージカル'ベンジャミンボタン'は来る5月11日開幕して来る6月30日までソウル世宗Mシアターで公演される。

キム・ジウォン テンアジア記者 bella@tenasia.co.kr