ユ・ヘジン、「4000万俳優」など劇
ユ・ヘジン、「4000万俳優」など劇
俳優ユ・ヘジンが4000万俳優に登場した。

先月22日に公開された映画「パミョ」が累積観客数千万人を突破し、今年初の千万映画になった。これでユ・ヘジンは「王の男」(2005)、「ベテラン」(2015)、「タクシー運転手」(2017)に続き、「パミョ」(2024)まで総4編の千万映画に出演した俳優になった。

「パ妙」の興行要因の一つとして、ユ・ヘジンをはじめチェ・ミンシク、キム・ゴウン、イ・ドヒョンまで「妙ベンジャーズ」と呼ばれる4人の俳優のケミストリーが挙げられる。この中でもユ・ヘジンは快適な演技で自然に劇に溶け込んで笑いと緊張の間の緩急調節を凌駕能にさせた。映画で観客の視線に最も近い人物「コ・ヨングン」を演じたユ・ヘジンは、大統領を塩する葬儀師の品格を見せるとともに、特有の愉快な口談でとても重い極雰囲気を換気して作品の完成度を高めた。
ユ・ヘジン、「4000万俳優」など劇
ユ・ヘジン、「4000万俳優」など劇
ユ・ヘジンは最初の千万映画である「王の男」でピエロ「肉甲」役を引き受けて凄まじい演技で大衆に顔を知らせ始め、「ベテラン」では財閥家の心腹「最大の雄」に分解笑いのない極悪な姿で視線を強奪した。 「タクシー運転手」では光州タクシー騎士「ファンテスル」役を引き受けてチャージされた方言に真正な演技で濃い余韻をプレゼントする。それだけでなく、映画「ラッキー」、「空調」、「1987」、「完璧な他人」、「フクロウ」、「きらめき:7510」などの出演作ごとに演技力と興行が保障された名実上「信じて見る俳優」で観客たちと出会った。

3ヶ月が過ぎない今年だけでも相反した雰囲気の映画「ドッグデイズ」と「パ妙」で観客を訪れたユ・ヘジン。このように毎作品次元が異なる深さで自分だけのキャラクターを完成した彼は韓国映画界になくてはならない俳優で存在感を吹き出している。 'パ妙'のチャン・ジェヒョン監督はユ・ヘジンに向けて「監督のように映画全体を見る」とし「気が詰まって映画の隙間を全て埋める演技職人」と深い信頼を表わしたことがある。デビュー28年目であるにもかかわらず、コメディはもちろんアクションとロマンスまでいつも新しく、まだ限界のない演技力を披露しているユ・ヘジンの次の作品がすでに待たれる。

2024年を「派妙」で気持ちよく始めたユ・ヘジンは現在次期作を検討中だ。

キム・ソユン テンアジア記者 seogugu@tenasia.co.kr