ケイウィル、「グレートコメット」で3年ぶりにミュージカルカムバック
ケイウィル、「グレートコメット」で3年ぶりにミュージカルカムバック
ケイウィルがミュージカル「グレートコメット」に戻る。

所属事務所のスターシップエンターテイメントによると、ケイウィルは3月26日からソウルユニバーサルアートセンターで始まるミュージカル「グレートコメット」の主演ピエール役にキャスティングされた。

ミュージカル「グレートコメット」は、アメリカの有名作曲家兼劇作家であるデイブ・マロイがトルストイの代表作「戦争と平和」ストーリーを基盤に再創作したエマーシブミュージカルだ。作品のコンセプトに合わせて舞台と客席を改造して観客たちと呼吸するのはもちろん、音楽的にも古典と現代の感性が調和して観客たちに退屈する隙間のない舞台を披露する。

ケイウィルが引き受けたピエールは、アコーディオンとピアノを直接演奏して劇の扉を開閉する人物で、裕福な貴族だが社会で一周しながら憂鬱と懐疑感の中にさまようキャラクターだ。

初演を通じて卓越したステージマナーと流麗な楽器演奏実力で好評を受けたケイウィルはもう一度ピエール役に戻って観客を魅了する予定だ。

信じて聞くボーカリストで安定感のあるボーカル実力はもちろん、多数の舞台経験で積んできたセンスまで加わり、さらに濃くなった魅力をプレゼントするケイウィルピョ・ピエールに注目が集中している。

所属事務所を通じてケイウィルは「久しぶりにミュージカル舞台に立つだけに、さらに成長した姿で舞台に上がるように一生懸命準備している」とし「ピエール役で再度挨拶できて嬉しく、多くの方々と公演で会えたらいいな」と感想を伝えた。

これに先立ち、ケイウィルは2016年と2018年に2度にわたって全世界的に注目された作品ミュージカル「ノートルダム・ド・パリ」の主演クワジモドを務め、切ない演技とパワフルな歌唱力で好評を博した。ケイウィルは該当作品で第11回大邱国際ミュージカルフェスティバルで新人賞を受賞した。以後2021年「グレートコメット」初演でも熱演を繰り広げ、ミュージカル俳優として格別な存在感を認められた。

ケイウィルが2021年以来約3年ぶりにミュージカルでカムバックするだけに、またどのような姿で観客を魅了するか期待が集まっている。

ケイウィルが出演するミュージカル「グレートコメット」は来る3月26日から6月16日までユニバーサルアートセンターで公演され、2月2日チケットオープン予定だ。

キム・ジウォン テンアジア記者 bella@tenasia.co.kr