イ・ジュノ、完璧な本部長に迫った3つの難関
イ・ジュノ、完璧な本部長に迫った3つの難関
俳優イ・ジュノが「キングジュノ」という修飾語にふさわしい演技力を誇った。

23日に放送されたJTBCトイルドラマ「キングダーランド」12回でイ・ジュノは予期せぬ難関を突き止めた救いキャラクターの混乱した内面を繊細に表現し、絶頂で進む話の中に没入感を加えた。

「キングダーランド」12回で、救いはキングホテル100周年記念行事で、内部職員とマスコミはもちろん、父グイルフン(ソン・ビョンホ)の認定を受ける快挙を成し遂げた。しかし、姉のクファラン(キム・ソンヨン)とはホテル経営方式を置いて意見の違いを見せてきちんと対立した。クウォンはサスル・ファレン・クファランの脅迫にも一致の譲歩なしに鋭くぶつかり本格的な経営戦争を始めた。これに百万大軍を背に上げたクファランを相手に救いはどのような戦略を繰り広げるのか気になっている。

本部長としてではなく人間救いにも試練ではない試練が迫った。自分の母を覚えている人を見つけたチョン・サラン(イム・ユナ)が渡した母の写真に、これまで一人で切った感情が溢れ出たようだ。これ以上過去にとらわれないと言ったが治癒されていない傷はすぐに救いの心を倒すようにした。懐かしさと寂しさ、怒りなど複雑に混じった救いの感情はイ・ジュノの細かい演技に力を入れて視聴者たちの胸を食わせた。

雪上家で平らにしか流れていなかった恋愛事業にも問題が生じてしまった。父グ・イルフンがファーストロイヤルホテルの末っ子娘ハン・ユリ(イ・スビン)と結婚しようと従用することを天愛が聞いたため。思わず固まっていた救いの表情も、天使の愛を発見した瞬間、ひびが入ってきて恥ずかしさを隠すことができず残念をかもし出した。天愛を見て揺れる救いの感情は、顔の筋肉一つ一つ細かくコントロールするイ・ジュノの演技でさらに極大化した。

キングホテル100周年記念行事を成功裏に終えた救いに相次いで難関が与えられ、見る人々も救いの感情に深く陥った状況。このように視聴者たちが作品にすっかり入るしかない理由にはイ・ジュノの繊細な熱演があった。動作一つ、行動一つ、表情一つにも救いの感情と特徴を盛り込んだイ・ジュノの演技は作品の中の叙事に深みを加えた。これに毎回独歩的なディテールで場面ごとにずっしりとした力を与えるイ・ジュノの次の活躍も期待を集める。

キム・ソユン テンアジア記者 seogugu@tenasia.co.kr