ENAの月火ドラマ『カカシ』は、連続殺人事件の真犯人を捜査する刑事が、嫌っていた人物と意外な共助関係を結びながら展開する犯罪捜査スリラーです。劇中でキム・ファニは、事件の重要な鍵となる女子高生ミンジ役を演じました。
『カカシ』でミンジは、友人のジョンリン(コン・アルム役)が兄と共に町の書店を運営するキボム(ソン・ゴニ役)を好きになると、二人が自然に挨拶を交わせるよう手助けし、ささやかな日常を共にする普通の女子高生として登場しました。しかし、この平穏はジョンリンが連続殺人事件の4番目の被害者として命を落とすことで長くは続きませんでした。この事件で参考人として調査を受けたミンジは、友人を失った悲しみの中でも事件当時現場に怪しいカカシがいたことを証言し、テジュ(パク・ヘス役)に重要な手がかりを提供しました。さらに、当時の状況を一人で思い返し絵に残す過程で、カカシが微笑んでいたことまで明らかにしました。
この中でミンジは、ついに事件の次の被害者となり、大きな衝撃を与えました。事件発生前、置き忘れた画材ケースを探しに立ち寄った書店で偶然テジュと出会ったミンジは、警察を辞めたという彼から「夜にカカシのようなものを見たら絶対に逃げろ」という警告を受けました。これに対しミンジはキャラメル2個を賄賂として渡し、テジュに犯人を捕まえてほしいと頼みました。その後、遅い夜に一人で帰宅していたミンジは道でカカシと出会い、テジュの警告を思い出し急いで逃げましたが、結局トンネルの下で発見され命を落としてしまいました。
キム・ファニは安定した演技力でキャラクターを立体的に描き出し、強烈な存在感を示しました。特にジョンリンが生前に注文した参考書を代わりに探しに行く場面では、友人を思い出すキファンの姿に、抑えていた悲しみが崩れ落ちる感情を繊細に表現し、切なさを誘いました。また、犯人と対峙した瞬間の恐怖と混乱を画面越しに生々しく伝え、視聴者の手に汗を握らせました。
『カカシ』で今年の幕を開けたキム・ファニが今後どのような姿を見せるのか、関心が集まっています。
ジョン・セユン テンアジア記者 yoon@tenasia.co.kr