tvNのバラエティ番組『クギドンフレンズ』が人気上昇中です。シングルの芸能人たちが一つの家に集まって暮らすフォーマットは過去にもバラエティの素材として使われましたが、当時は刺激的な演出で酷評を免れませんでした。しかし、12年ぶりに登場した同居バラエティ『クギドンフレンズ』は、出演者の関係を淡々と描写し、MZ世代の視聴者を中心に好評を得ています。
21日、ニールセンコリアによると、『クギドンフレンズ』第2話は首都圏基準で平均3.1%の視聴率を記録し、ケーブルおよび総合編成チャンネルの同時間帯で1位を達成しました。tvNのターゲットである男女2049視聴率も地上波を含む全チャンネルの同時間帯で1位を獲得しました。第2話では、イ・ダヒとチェ・ダニエルがスーツ購入を巡って言い争う映像が公開2日で再生回数410万回を突破しました。
『シェアハウス』は「温かい食事で心の温もりを分かち合う第二の家族」という企画意図でスタートしましたが、出演者の強制カミングアウトシーンをそのまま放送し、刺激性だけを追求しているとの激しい批判に直面しました。当時、番組が刺激的な演出を行った背景には、ショートフォームなどSNSを通じた広報が活発でなかった時代に、ポータルサイトのメインに登場するような衝撃的な話題性を引き出そうとした影響もあります。
12年が経った今、『クギドンフレンズ』は同じフォーマットをひねり、「緩やかな連帯」を前面に押し出しました。彼らが些細なことで言い争う姿は、日常でよく見られる「親友」たちのやり取りそのもので、視聴者の共感を引き出しています。演出方法に変化を加えたのです。
『クギドンフレンズ』は「一人は好きだけど孤独は嫌」という現代の若者の価値観と重なっています。彼らは過度な感情消耗を避け、必要なだけの距離を保ちながらつながる関係を好みます。過去のバラエティが無理な対立やラブラインを必須の楽しみ要素と見なしていたのに対し、今は自然な距離感から生まれる現実的な関係性がMZ世代にとってより魅力的であるという説明です。このような時代の変化の中で、『クギドンフレンズ』は刺激的な調味料なしでも大衆の味覚を捉えました。気軽に視聴できる「食事の友バラエティ」として定着したとの評価です。
『クギドンフレンズ』は毎週金曜日の夜8時35分に放送されます。
パク・ウィジン テンアジア記者 ejin@tenasia.co.kr