映画『バラム』の続編『チャング』、16年ぶりの公開も期待外れ
映画『バラム』の続編『チャング』がメディア向け試写会を通じてベールを脱ぎました。16年ぶりの続編ということで期待が高かったものの、実際に公開された作品は期待を下回るものでした。開始から終わりまで古臭い感覚と説得力に欠ける展開で疑問を残します。現代においてもこのような映画が出るのかという考えがまず浮かびます。

作品はナイトクラブのブッキングシーンから始まります。このシーンでチャンジェ(シン・スンホ役)は外見の基準に従って女性を露骨に差別します。外見が基準に達していない女性には酒すら渡そうとせず、露骨に無視したり部屋から追い出したりします。逆に、体型を強調する服装や美貌を持つ女性には態度が急変します。
映画『バラム』の続編『チャング』、16年ぶりの公開も期待外れ

特にミンヒ(チョン・スジョン役)が登場するとすぐに雰囲気が一変する演出は、女性の価値を外見だけで評価する男性を批判なしにそのまま再現しています。最近の映画やドラマがジェンダー感受性に慎重にアプローチしていることを考えると、時代錯誤的なシーンです。

物語の中心となるチャング(チョン・ウ役)とミンヒの始まりも納得しがたいです。ミンヒは序盤で「彼氏がいる」と明かした後、すぐにチャングとデートをし、連絡を続けます。結局、二人はホテルで関係を持ち、その後ミンヒは突然「彼氏はいない」と言い換え、二人は恋人関係に発展します。

この過程は人物の感情変化や状況説明なしに急展開し、観客としては「突然?」という疑問だけが残ります。ミンヒが彼氏がいたのか、いなかったのかもわかりません。意図されたブラックコメディとして見るには、説得力よりも当惑感が先立ちます。


映画『バラム』の続編『チャング』、16年ぶりの公開も期待外れ

チョン・ウのキャラクターは、いわゆる「ホグ型男性」として設定されていますが、問題はその表現が過度に誇張されている点です。酒場を経営し、頻繁に飲酒し連絡が途絶える彼女ミンヒとの関係を続ける姿は現実的ではありません。毎日のように酒に酔い、男性たちと遊び、連絡が取れない彼女と恋愛を続ける点は、彼を単なるホグと見るのも難しいです。

試写会後に行われた記者会見でチョン・ウはミンヒのキャラクターを「男性のウォナビー」と表現しました。しかし、劇中のミンヒは外見的な魅力があるだけで、酒場を中心に多くの男性と関わり、さらには恋人からお金をもらう人物です。このような設定を「ウォナビー」と紹介したことについて、監督としてのチョン・ウの視点を納得しがたいという声が上がっています。

映画『バラム』の続編『チャング』、16年ぶりの公開も期待外れ

『チャング』は大胆な設定と強いキャラクターを打ち出していますが、それを支える物語的な説得力と時代感覚は不足しています。刺激的な要素はありますが、それすらも古臭いです。さらに、何を伝えたいのかメッセージが曖昧です。

リュ・イェジ テンアジア記者 ryuperstar@tenasia.co.kr