映画『王と生きる男』の興行旋風にもかかわらず、チャン・ハンジュン監督の前作『リバウンド』は再上映効果を大きく享受できなかった。『リバウンド』の再上映は、いわゆる「チャン・ハンジュン特需」を狙った企画だったが、現実は冷厳だった。監督の最新作成功が過去作品への関心に繋がるという期待は、期待以下の成績表に終わった。
『王と生きる男』は4月16日基準で累計観客数1646万人を突破し、歴代興行ランキング上位に入っている。この流れの中で、チャン・ハンジュン監督の2023年作『リバウンド』も3日に再上映された。
再上映初期の流れは悪くなかった。『リバウンド』は再上映初日837人でスタートし、週末の4日と5日にはそれぞれ2325人、3029人を動員し、5日にはボックスオフィス9位まで上昇した。チャン・ハンジュン監督とアン・ジェホン、イ・シニョン、チョン・ジヌンらが参加した舞台挨拶も観客誘致に貢献した。
しかし、上昇傾向は長続きしなかった。6日には1日観客数が249人に急減し、その後はランキング外に押し出された。翌週の月曜日である13日には1日観客6人を記録することもあった。15日までに集計された再上映累計観客数は7181人だった。結局、『王と生きる男』の興行が『リバウンド』の再発見には繋がらなかった。
もちろん、今回の結果を単純に「チャン・ハンジュン効果がなかった」とだけ解釈するのは難しい。『リバウンド』は再上映作という限界があり、上映スクリーン数も多くなかった。実際、再上映当時約167スクリーンで上映された。ただし、その条件を考慮しても、最新興行作の後光が前作への幅広い関心に拡張されなかった点は明らかだ。
これは最近の観客の選択基準がいかに冷厳であるかを示す事例でもある。観客は監督の名前や最近の興行成績だけで動かない。『王と生きる男』の成功もまた、チャン・ハンジュン監督の名前よりも、作品自体の吸引力と大衆的な反響が絡み合った結果だと業界は見ている。
逆に『リバウンド』は今の時点で劇場で再び見るべき明確な理由を十分に作り出せなかったという評価だ。2023年公開当時69万人程度の観客を集め、興行面では惜しい成績表を受け、今回の再上映でもその天井を破ることはできなかった。
結局、今回の事例が示したのは一つだ。監督の興行成功がすぐに前作の再興行に繋がるわけではないという点だ。名前は再上映の契機を作ることはできても、観客を劇場に引き寄せる決定的な理由にはならない。
『リバウンド』の再上映成績は、韓国映画市場がますます作品自体の現在性、再観覧価値を重視する方向に動いていることを示唆している。話題性に頼る企画だけでは観客を説得するのが難しい時代だ。結局必要なのは名前ではなく、観客が今劇場に向かうべき明確な理由だ。
キム・ジウォン テンアジア記者 bella@tenasia.co.kr