TVチョソンの番組『チョソンの愛の達人』で、歌手インスニの娘パク・セインがアメリカ出張中に事故に遭い、指を失ったことが明らかになった。
30日に放送された『チョソンの愛の達人』では、インスニが家族やスタッフと食事をする様子が描かれた。
インスニの娘はアメリカの名門大学スタンフォードを卒業し、世界的なIT企業M社に入社した。インスニのコーラスは彼女に「スタンフォードでの一人暮らしは大変じゃなかった?」とキャンパスライフについて尋ねた。彼女は「とても幸せだった。早く大学に行きたかったし、キャンパスライフを楽しみたかった」と振り返った。そして「大学3年生の時にインターンシップがあり、M社でインターンをして卒業後すぐにM社に入社した」と語った。
しかし、2023年にロサンゼルスで予期せぬ事故に遭い、人生の大きな転機を迎えた。彼女は「転職後、別の会社で働いていて出張が多かった」と当時を振り返った。そして「ロサンゼルスに出張に行った際、チームメンバーと宿泊先に戻る途中だった。駐車して運転手以外は全員降りた。車から降りてトランクにあるバッグを取りに行ったところ、車が急にバックした。後ろには壁があった。車と壁の間に私がいた。後ろに下がりながら手だけが挟まれた」と語った。
彼女は「すぐに119を呼んでくれと叫んだ。救急車以降の記憶はない。何があったのかよくわからない」と話した。さらに「手術に入る前に麻酔医が話しかけてきたが、その方が韓国人だった。怖かったが、その方が私を安心させてくれて韓国語で話してくれたので、すごく泣いた。その時、先生が結婚指輪を切ってもいいかと聞いてきたので切った」と語った。また「医者たちは指に血液が循環していないと言っていた。血が流れないと壊死する。そうして1週間後に韓国に戻った」と伝えた。
その後、韓国で手術を受けたという。インスニは「手の外科で7回手術をした」と語った。しかし、娘は結局左手の小指を失った。
インスニの夫は「どう考えるかにかかっている。体が挟まれたり他の場所を怪我していたらもっと大きな被害を受けていただろう。結果的に手が不便になったが、言葉も出ないほど寝たきりだと考えてみてほしい。我々は本当に気が狂っていただろう」と語った。それでも「辛いことはわかっている。今でも見るたびに心が痛む。今考えても涙が出そうになる」と複雑な心境を明かした。
インスニは制作陣とのインタビューで当時の状況と心境を語った。彼女は「『ママ、手を怪我した』と言われた時、どこかで転んで怪我したか骨折した程度だと思って『何してたの?』と聞いた。そんなにひどく怪我したとは思わなかった。今でもそう言ったことが申し訳なくて胸に残っている。怪我した手を見たら心が引き裂かれるようだった。私が泣くと娘がもっと辛くなると思って泣かずに耐えた。耐えることがこんなに辛いとは思わなかった」と涙を拭った。インスニの夫は「我々の子供も崩れる瞬間があったが、ママやパパにそんな姿を見せたくないのか、あまり表現しなかった」と語った。インスニは「トラウマがあるかもしれないが、自分で心をしっかりと持ち直してくれて本当に感謝している」と伝えた。
インスニは「娘に義手を作ってあげようとしたが、嫌だと言われた。SNSに手の写真を載せる時は何を考えているのかと思った。しっかりしているのか、揺れているのかわからないから、それを見て『なぜだろう』と思った」と不安な気持ちを吐露した。
娘は事故から2年後、再び結婚指輪をはめてトラウマを克服した。娘は「義手をつけたくなくて、これが私だと言う方がもっと堂々としている気がする」と語った。インスニは「後天的なハンディキャップを堂々と克服したことに感謝している」と述べた。