『モジャムサ』は、優れた友人たちの中で一人だけうまくいかず、嫉妬と妬みで苦しむ人間が平和を見つける過程を描いた作品です。17日に公開されたポスターは、20年間も映画監督デビューを夢見てきたファンドンマン(クギョファン)の熱い執念と、世間の制止に対抗する反抗心に満ちた作業室を映し出しています。長い年月、無価値感と戦いながら耐えてきたものの、それでも消えない覇気が妙な快感を呼び起こします。
今回のポスターでは、まず積み重なった時間の痕跡が目に入ります。足の踏み場もないほど積まれたシナリオや本、使い込まれたビデオカメラや古い機材は、ファンドンマンが監督デビューという成果を目指して闘ってきた20年の歳月をそのまま抱えています。誰かにとっては何の成果もないこの年月が無価値でつまらなく見えるかもしれませんが、ファンドンマンにとってこの空間は、毎日のように崩れながらも再び夢を叶えようと立ち上がってきた激しい戦場です。
その中心でファンドンマンはカメラを握りしめ、自分の価値を勝手に判断しようとする世間に対して斜めの視線を投げかけます。特に「この業界で成功するのは無理だ」と冷たい偏見を突きつける世間に対し、「私の人生がなぜあなたの気に入らなければならないのか?」と一喝するファンドンマンの反抗心は、人物のアイデンティティを一気に貫きます。成功という唯一の基準で個人の人生を評価する社会への痛快なカウンターパンチであり、他人の視線に屈せずに自分だけの道を進むファンドンマンの止まらないエネルギーを垣間見ることができます。果たして20年間黙々と守ってきた彼の夢が世間の反対を突き破り、実を結ぶことができるのか、初放送への期待が高まっています。
制作陣は「ファンドンマンの20年は、世間の基準で裁断された停滞した時間ではなく、自分も無価値感を感じる劣等感の時間さえも粘り強く戦いながら堅固な内面を築いてきた過程です。世間の制止にも屈しないファンドンマンの大胆な疾走は、人生の赤信号に不安を感じる私たちにも勢いのあるエネルギーを伝えると自信を持っています。共感し応援したくなるファンドンマンの価値ある旅路を共にしてください」と伝えました。
『モジャムサ』は、人生の最も底辺の感情を最も高貴な文章で紡ぎ出すパクヘヨン作家と、平凡な人々の非凡な連帯を捉え温かいヒューマニズムを披露したチャヨンフン監督が意気投合した作品です。現代人の普遍的な感情である『不安』をキーワードに、無価値感という赤信号に立ち止まった人々に『人生の青信号』を灯す2026年上半期の最も期待される作品として注目されています。4月18日土曜日夜10時40分にJTBCで初放送されます。
イソジョン テンアジア記者 forusojung@tenasia.co.kr