MBC金土ドラマ『찬란한 너의 계절에』は、毎日が楽しい夏休みのように生きる男「チャン」と、自らを冬に閉じ込めた女「ラン」が運命のように出会い、凍っていた時間を解き放つ予測不能な輝かしいロマンスを描いた作品である。『찬란한 너의 계절에』は感覚的な演出と繊細な感情線で視聴者から好評を得ている中、チョン・サンヒ監督が直接明かした制作秘話が公開された。
『찬란한 너의 계절에』は、季節のイメージが単なる背景を超えて人物の叙事と感情が絡み合い、異なる季節に留まっていたソン・ハラン(イ・ソンギョン)とソヌ・チャン(チェ・ジョンヒョプ)が次第に同じ温度に近づく過程を描いている。シーンごとに変わる光と色彩、自然の変化は人物の内面を直感的に表し、視聴者の共感を引き出している。
特に5話のキョンジュ出張シーンでのドローン撮影と、新月から満月に満ちていく流れに例えてソヌ・チャンへのソン・ハランの恋しさが月のように満ちていく過程を描いたシーン、6話で初雪と共にソヌ・チャンがソン・ハランに戻る瞬間などは、二人の関係の変化を象徴的に描いた代表的な演出として挙げられる。
これについてチョン・サンヒ監督は「季節が背景であることを超えて叙事そのものとして感じられることを望み、撮影に臨んだ。ソン・ハランは冬に閉じ込められた人であり、ソヌ・チャンは毎日を夏休みのように生きる人だ。彼らが出会うということは、二つの季節がぶつかることであり、それがドラマの核心的なイメージだと考えた。撮影現場では常に『このシーンの季節はどこにあるのか』を考え、それを画面に収めようとした」と伝えた。
劇中、ソヌ・チャンの過去の回想や記憶の1インチシーンでは、画面比率の変化、ぼかし処理、感覚的な歪曲演出が使用され、強い印象を残した。単なる回想ではなく、記憶の不完全性と人物の心理状態を視聴者が体感できるように設計された演出は、『찬란한 너의 계절에』ならではの差別化された視覚的装置として作用している。
これに関連してチョン・サンヒ監督は「台本段階から『記憶の1インチ』をどう表現するか悩みが多かった。トラウマが混じった記憶は完全にそのまま浮かび上がるのではなく、断片のように残ると考えた」とし、「その日の温度や匂い、ちらりとよぎるイメージが長く残ると見て、チャンの回想シーンを実現する際、その点を最初に考慮した」と明かした。
一方、折り返し地点となる『찬란한 너의 계절에』第8話は、20日午後9時50分に放送される。
ジョン・セユン テンアジア記者 yoon@tenasia.co.kr