ENA月火ドラマ『アナー:彼女たちの法廷』(以下『アナー』)が10日に好評の中で幕を閉じた。危機の中でも止まらず「コネクトイン」を崩したユン・ラヨン(イ・ナヨン役)の活躍は深い印象を残した。傷の上に堅固で恐ろしい執念を積み上げたユン・ラヨンの真実追求は熱く、互いを守った友情と切ない母性は感動を加えた。複雑な感情線を行き来しながら劇の没入感を高めたイ・ナヨンの熱演に熱い賛辞が寄せられた。
この日、ユン・ラヨンはカン・シンジェ(チョン・ウンチェ役)の助けで正当防衛を証明し無罪を宣告された。しかし喜びも束の間、不吉だった映像の出所が意外な知らせをもたらした。カン・シンジェがL&Jの解体を宣言し、縁の終わりを告げたのだ。さらに家のあちこちに残るハン・ミンソ(チョン・ソヨン役)の痕跡はユン・ラヨンの心をさらに苦しめ、接見時の冷たい言葉を思い出し、結局娘を認識できなかったという罪悪感が押し寄せた。
ペク・テジュのすべての実体を直面したユン・ラヨンの衝撃はそこで終わらなかった。カン・シンジェがペク・テジュの件について驚くほど冷静な態度を見せたのだ。裏切り感と当惑が入り混じったユン・ラヨンは「想像したこともない。私があなたをこんなふうに失うとは」と複雑な感情を表した。ユン・ラヨンはすべてを暴露する覚悟でペク・テジュの試演会に訪れたが、返ってきたのはカン・シンジェの命を担保にした脅迫だった。しかしこれは自分を人質にしてペク・テジュの実態を明らかにしようとするカン・シンジェの計画であり、ユン・ラヨンはその計画に合わせて「コネクトイン」の設計者がペク・テジュであることを暴露した。
ユン・ラヨンはハン・ミンソとついに家族として向き合った。辛いだろうが前に進みたいというハン・ミンソの言葉、しかしあまりにも多く壊れてしまったため長い時間がかかるかもしれないという告白にユン・ラヨンは「壊れたわけじゃない。他の人よりも深く険しいトンネルを通ってきただけだ。それでも私たちがここまで生き残ったということだ」と言い、そばにいることを約束した。そうしてすべてを根こそぎにするために戦っていった。ユン・ラヨンは「コネクトイン」防止特別法と司法の二次被害問題を強く指摘し声を上げた。ハン・ミンソとの関係も遅いが少しずつ進んでいた。接見を拒否したり依然として冷たい言葉を投げかけたりしたが、ユン・ラヨンは「来週もここで待っているよ」と変わらぬ心を伝えた。
ユン・ラヨンは生き延び、また生き続けていた。「それでも人生が続く限り、私たちは永遠の勝者だ。あなたが息をしている限り、破壊しようとする彼らの悪意は失敗したのだ。傷を抱えても生き残った私たちの一日一日は毎瞬輝かしく名誉あるものだ」というナレーションは深い感動と余韻を残した。
イ・ナヨンは深みのある感情演技で作品の中心をしっかりと掴んだ。依頼人の傷を弁護しながらも自分の傷とは向き合えないユン・ラヨンの苦痛、大丈夫ではないという絶望、しかしその傷を利用して踏みにじろうとする加害者に立ち向かう勇気、同じ悲劇を繰り返さないようにするという熱い決意までイ・ナヨンは揺れ動く極端な感情の変化を繊細に解きほぐし視聴者の賛辞を引き出した。
俳優たちとのシナジーも素晴らしかった。互いを守るために共犯になったり、辛い瞬間には互いの支えとなり共に戦っていったユン・ラヨン、カン・シンジェ、ファン・ヒョンジン(イ・チョンア役)の友情と連帯は視聴者の共感を引き出した。死んだと思われていた娘ハン・ミンソとの複雑な関係の中での繊細な感情も卓越していた。被害者であり弁護士の責任、そして「母」という存在による混乱と苦悩が絡み合った面を密度高く解きほぐし没入度を高めた。