俳優キム・ヨンオク、人生に対する深い思いを語る

俳優キム・ヨンオク(Kim Young-ok)が人生に対する自身の考えを明かしました。

最近、ユン・ミラ(Yoon Mi-ra)のチャンネルには「ヨングルおばあちゃん、俳優キム・ヨンオクの深い告白」というタイトルの動画が公開されました。

公開された動画でユン・ミラは「晩年が本当に重要だと思います。先生は一貫してよく築いてこられ、晩年に花を咲かせたようです。先生のような人生がもっと素晴らしいです」と称賛しました。これに対しキム・ヨンオクは「私が晩年が良いとは言えません。誰でも見れば各家庭が順調ではないこともあります」と語りました。

彼女は「昔の年配者たちは『腹の上に手を置く前に大声を出すな』と言いました。その言葉は、亡くなる時に私たちが手を合わせることを指します。それが葬儀の時で、その時に終わったということです。その時まで何が起こるかわからないので注意しろという警告です」と述べ、「人のことはそうです。『私にこんなこともあるのか』と驚きました」と話し、病気の孫と娘を見送った日を思い出しました。
俳優キム・ヨンオク、人生に対する深い思いを語る

続けてキム・ヨンオクは「仕事は9歳の時に叱られたようです。夫も病気があり、私も病気で、明日どうなるかわかりません」とし、「年を取ったからといって人生をすべて知っているとは言えません。年を取っていないからといって人生を知らないわけではありません」と述べ、「今、最善を尽くして生きています。それなりに。この端がぶつかればそのままに、あちらの端がぶつかればまた解決しながらそうやって生きています」と自身の生き方について語りました。

以前、キム・ヨンオクは昨年、チャンネルAの『金の相談所』に出演し、飲酒運転事故で下半身麻痺になった孫を8年間世話していることを明かし、視聴者を悲しませました。彼女は「(孫が)無登録車にぶつけられました。死にかけました。脊椎を傷つけ下半身麻痺になりました」と当時の事故の衝撃を伝えました。

介護者がいるにもかかわらず直接世話をする理由について彼女は「孫の一言に私がしてあげたくて自分を追い詰める時があります」とし、孫が自分が作ったご飯が美味しいと言ってくれるその一言に諦められないと語りました。

ジョ・ナヨン(Jo Na-yeon) テンアジア記者 nybluebook@tenasia.co.kr