『ヒューミント』は、異なる目的を持つ者たちが激突する物語です。公開された最初のポスターには、国際犯罪の状況を追跡する国家情報院のブラックエージェント、チョ課長(チョ・インソン)を中心に、ウラジオストクに急派された北朝鮮保衛省のパク・ゴン(パク・ジョンミン)、パク・ゴンの存在を警戒する北朝鮮総領事のファン・チソン(パク・ヘジュン)、チョ課長と接触することになる北朝鮮レストランの従業員チェ・ソナ(シン・セギョン)の姿が描かれています。4人の俳優の組み合わせだけでも、冷たいウラジオストクを背景にした強烈な物語が予想されます。
もう一つのポスターには、4人の人物のプロフィールがモンタージュのように描かれ、リュ・スンワン監督が展開する人物中心の強烈な物語への興味を引き立てます。さらに、『ヒューミント』の意味である「人を通じた情報活動」(Human intelligence)というポスター上のフレーズが映画のテーマを説明しています。
共に公開されたローンチ予告編では、4人のキャラクターの姿とスリリングなシネマティック体験を予告する追跡、銃撃アクションシーンが目を引きます。鋭いビジュアルに変貌したチョ・インソン、パク・ジョンミン、パク・ヘジュンの姿から、シン・セギョンの神秘的な姿まで、劇場で見逃せない俳優たちの登場を知らせています。
『ヒューミント』は、『ベルリン』、『モガディシュ』に続くリュ・スンワン監督の海外ロケーション3部作で、ラトビアロケーションを通じてウラジオストク特有の風景を描き出しました。ここにチョ・インソン、パク・ジョンミン、パク・ヘジュン、シン・セギョンなど魅力的な俳優たちのシナジーが加わり、2026年を開く映画として観客を魅了する予定です。
キム・ジウォン テンアジア記者 bella@tenasia.co.kr