ファサ、独自の音楽とパフォーマンスで「第2の全盛期」到来

ファサ(화사)が自身の音楽とパフォーマンスで注目を集め、「第2の全盛期」を迎えました。メロンチャート、YouTube動画、オンラインコミュニティなどで最近ファサが「ホットキーワード」として浮上している状況がこれをよく示しています。歌唱力とステージマナーだけでなく、謙虚さや他のスターを引き立てる姿まで見せ、「代表的な好感型スターに登り詰めた」という意見が出ています。

ファサは最近公開された「핑계고 시상식」で俳優ユン・ギョンホ(윤경호)と「第2の青龍ステージ」を披露しました。この日、ファサは祝賀ステージで「グッド・グッバイ」(Good Goodbye)を歌いました。歌っていたファサは履いていた室内用スリッパを脱ぎ、それを持ってユン・ギョンホに近づきました。スリッパを受け取ったユン・ギョンホはファサと向かい合って踊り、ステージを盛り上げました。これは以前「青龍映画賞」(以下「青龍」)でパク・ジョンミン(박정민)が靴を持ってファサと共にステージに立った場面を思い起こさせる演出でした。

この日、ファサは変わらぬライブの実力を誇示しました。彼は撮影現場に置かれているカラオケ機器一つでステージを完成させました。特に音響効果がなかったにもかかわらず、特有の音色と声量のおかげで単調に感じられなかったという観客の評価が続きました。共にいた俳優たちもファサのステージに歓声を送りました。

ファサ、独自の音楽とパフォーマンスで「第2の全盛期」到来

ファサの謙虚な態度も注目を集めました。一部の俳優は「ファサのおかげでパク・ジョンミンがメロ俳優のイメージを得た」と言い、彼を称賛しました。これに対しファサは「パク・ジョンミン先輩にこの栄光を捧げます」と答え、謙虚な姿を見せました。

「핑계고 시상식」後、「青龍」で披露したステージが再び話題となりました。先月19日に公開された「青龍」ステージ映像はこの日午前11時基準で再生回数1198万回を突破しました。ネットユーザーたちは「핑계고 시상식でユン・ギョンホとしたステージを見た後、青龍ステージ映像がまた見たくなった」、「やっと忘れたのに再び『グッド・グッバイ』にハマった」などのコメントを残しました。ファサの「グッド・グッバイ」は音源ストリーミングプラットフォームメロンで同時刻基準「トップ100」チャート1位を守っています。

ファサ、独自の音楽とパフォーマンスで「第2の全盛期」到来

先月23日には「青龍」ステージのキャスティング裏話も公開され、話題性を増しました。制作陣はファサのミュージックビデオを見ている中で、主人公がパク・ジョンミンである点に注目しました。これをきっかけにファサを祝賀ステージにキャスティングすることになったと明らかにしました。この裏話映像は公開14時間で再生回数12万回を超えるなど、急速に口コミで広がりました。

これまで強烈さとセクシーさを前面に出していたファサは、最近新たな魅力で大衆を魅了しています。共にステージに立った相手の魅力まで自然に引き立てる姿さえ見せています。「ファサはセクシーコンセプトに頼らなくても十分に競争力があることを最近の行動を通じて証明している」というのが大衆文化ファンの見解です。

キム・ジウォン テンアジア記者 one@tenasia.co.kr