11月に終了した『テプンサンサ』でキム・ミンハとロマンチックな共演を果たした俳優イ・ジュノが、Netflixの新作『キャッシャーロ』で1ヶ月ぶりに戻ってきます。
12月26日に公開が決定した『キャッシャーロ』は、結婚資金や住宅費に悩むサラリーマン「サンウン」が、手にしたお金の分だけ力が強くなる能力を得て、生活費と超能力の間で揺れる生活密着型のヒーロードラマです。
公開されたティザーポスターでは、粉々になって消えるお金を手にしたまま、憂いに満ちた表情を浮かべる「サンウン」(イ・ジュノ)の姿が好奇心を刺激します。「どうしよう?自分のお金を使って善行をしろって」とのキャッチコピーが、結婚を控えた公務員が一夜にして力を使うほど手にした現金が消える超能力者『キャッシャーロ』になった「サンウン」が、給料と世界のどちらを守るべきか選択を迫られる状況を生々しく描き出しています。答えのないジレンマに陥った「サンウン」がどんな選択をするのか気になる中、「自分のお金で力を得るキャッシュヒーロー」というタグラインは、『キャッシャーロ』が描く新概念のヒーローに対する興味を引き立てます。
共に公開されたティザー予告編では、「サンウン」が結婚を約束した彼女「ミンスク」(キム・ヘジュン)にお金を手にするほど力が生まれるが、その力を使うとお金が消える超能力を見せるところから始まります。力を使えば使うほど持っているお金が消える超能力を、ただの「コチュジャンとチョコチュジャン」、「ハエとショハエ」に例え、空っぽの財布を見て落胆する「サンウン」の姿が笑いと悲しみを誘います。そんな中、飛んでくる弾丸を片手で掴み、危険な敵に果敢に立ち向かう「サンウン」のヒーロー的な一面は、彼が持つ超能力への興味を引き立てます。
続いて、超能力を使わないようにという「ミンスク」の警告が無意味になるほど、力を使わざるを得ない状況が発生し、予測不可能な状況の中で登場したもう一人の超能力者「ビョンホイン」(キム・ビョンチョル)、 「バン・ウンミ」(キム・ヒャンギ)、そして超能力者たちを狙う「ジョナダン」(イ・チェミン)と「ジョアンナ」(カン・ハンナ)の存在は、これから展開されるストーリーへの期待感を高めます。
現実共感を呼び起こす「給料は通帳をかすめ、今日もお金を使うことが終わらない」という「サンウン」のセリフの後、お金を守るために力を使わず慎重に動く「サンウン」の姿は、見る人を笑顔にします。
『キャッシャーロ』は12月26日にNetflixで公開されます。
テユナ テンアジア記者 youyou@tenasia.co.kr